ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の餌の量と頻度!生き餌とサプリ(人工餌)について

ヒョウモントカゲモドキ レオパ

レオパとの日常は極めて単調です。

爬虫類全般がそうだと言われればそれまでなのですが、彼等との付き合い方そのものは熱帯魚のそれに近いです。

 

「観て楽しむ」これが爬虫類飼育の基本なのです。

そんな飼育動物なので、基本的に一番の魅せ場、楽しむ時間は餌を与える時になります。

 

そこで今回は、肉食レオパの餌についてですが、餌の量や頻度、そして肉食ならではの生き餌と、人工餌(サプリ)についても紹介したいと思います。

 

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肉食レオパードゲッコー! 生き餌

 

肉食レオパードゲッコー! 生き餌

 

レオパ飼育に適した餌の主な品目はそう多くありませんが、これから紹介する餌昆虫をどれだけローコストで長期間維持できるかが、レオパ飼育の最大の山場にして一番面倒な部分です。

 

「毎回、なくなったらその分追加で買う。」と言うのが一番楽なのですが、ショップに足を運ぶ手間やら通販での送料やらで、本体代金以外に諸経費もかかります。

オマケに生き餌の多くは手を抜くと共食いして勝手に減ります。

 

生き餌が勝手に減るぐらいなら冷凍してしまえ!と、ピンセットから食べるレオパなら、その選択もあるのですが、飼ってるレオパ全部が毎回ピンセットから食べるワケではないよ!生き餌じゃないと食べないよ!なんて場合も多々あります。

 

なので、なるべく1度買ったらマメに管理して自家繁殖し、それなりのサイクル(繁殖)を数回こなしてから限界に達したら追加購入と言う形で維持したい所です。

 

今回紹介する餌昆虫は、それぞれ維持&繁殖の難易度は異なりますが、簡単な物なら初心者でも1度の購入で延々ループ(繁殖)させる事が可能です。

また、餌昆虫にもサイズがあります。

大体どこのショップでもSS~アダルトまであり、レオパに合わせたサイズを与える事になります。

餌昆虫の定番! イエコオロギ

全体的に乳黄色~褐色のコオロギです。

繁殖効率も良く共食いもそこまで激しくないので、初心者でも数ヶ月の維持は可能です。

 

常時通販可能なほど市場が確立された餌昆虫なので、基本餌としてのスペックを満たした存在です。

ですが…

雄はギーギー終始五月蝿いし、共食いが激しくないとは言え、水切れを起こすと共食いが激しくなりますので、ちょっと手を抜くと即座に壊滅します。

 

正直、維持管理と言う意味での難易度は高い方です。

難易度は高いですが、定番品の為イエコやフタホシコオロギを基準にして他の餌昆虫が語られる事が多いです。

 

こいつ等をまともに繁殖して維持し続け、無限ループに持ち込められるのなら、その管理方法に自信を持って良いでしょう。

 

生き餌が苦手なら、↓乾燥餌をお試しください↓

 

凶悪さは折り紙つき! フタホシコオロギ

黒~こげ茶色した、イエコオロギより一回り大きなコオロギです。

繁殖効率だけならイエコオロギと大差ありませんが、共食いの頻度が高く、餌切れや水切れを起こすと数日で壊滅するほど凶悪です。

 

こちらもほぼ常時餌昆虫として販売されておりますが、イエコオロギと比べると若干値段が高く、維持管理の面でも共食い頻度の高さゆえに面倒です。

上記2種の難点は共食い以外にも、死体や糞などの臭いが強烈で、ダニが沸きやすい点も見逃せません。

 

また、餌として与えた物がレオパのケース内で生き延びた場合、レオパがコオロギに襲撃され怪我を負う危険もあります。

しばらくしてもしぶとく生き延びるフタホシコオロギは、ぐしゃ!っとして、ウエットシェルターの前にでも放置してみましょう。

 

生きている餌しか食べないレオパを除き、爬虫類に餌を与える際にはできるだけ生き餌を弱らせてから与える方が無難です。

 

最強餌の一角! デュビア

デュビアは上記2種と違い、名前を聞いただけではなんじゃそら?と姿を連想しにくい存在ですが、見た目は三葉虫のような、ワラジムシのような…いえ、あの…もっと明確に言うなら、ゴキ〇リです!

 

ですが、ゴキ〇リと侮るなかれ、栄養価は満点、繁殖効率もギリ及第点。

共食いもほとんどなく、臭いもマイルド。

おまけに餌切れ水切れに強い!と言う理想の餌昆虫です。

 

でも、ゴキ〇リです!ゴ〇ブリが駄目な人には絶対無理な餌でしょうが、日本のゴキ〇リと比べたら、どん臭く、プラケースの壁も登れません。

英名はアルゼンチンフォレストコックローチ。

この呼び方なら完全に名前から姿が連想できますね。

 

私の所では20年以上前に購入した30匹の子供が、その後何百と増え続け、今でもその30匹を祖先にもった子供達のみで維持されております。

元々レオパの為に買ったのに、それを食べるレオパが天寿を全うし、我が家から居なくなっても増え続けております。

 

ゴキなので、野菜くずや果物くず、余ったドッグフードなど、なんでも食べます。

餌を与えるのを数日忘れた時など、シェルター用に入れておいた新聞紙やダンボールを食べてました…

 

家では多様な餌を与えガットローディングした(餌にしっかり餌を与える事)デュビアのみをレオパに与え続けてましたが、10年~13年ほど無病息災で全員生き続けましたので、デュビアの仕上げをキチンとすればこれのみでも餌としての栄養価に問題はなさそうです。

 

口コミが良い ↓

 

赤いくせに日本の黒い奴より遅い! レッドローチ

はい。名前からこちらは容易に想像がつきますね。そうです、コイツもゴキ〇リです!

デュビアより小型で、動きはやや早いです。

また、デュビアより日本のゴキ〇リに近い姿をしております。

 

レッドの名の通り全身赤色ですが、赤くて早いとは言えジェット専用機の様にめちゃくちゃ早くはないです。やや早い程度です。

そんな赤くて早いゴキですが、つるつるした壁面を登れないのはデュビアと同じです。

 

ただ、繁殖効率と言う点ではデュビアよりやや優れております。そして栄養価はやや劣るようです。そう、あらゆる面で「やや」デュビアとの差がある餌昆虫です。

デュビアは慣れないと、増えるスピードより与える量が上回ってしまい、財布が寂しくなってしまいがちですが、レッドローチはその問題がやや緩和され、変わりに栄養価が若干劣る餌だと思えば良いでしょう。

 

レオパの餌を繁殖させる意味では、最初の内はデュビアより維持しやすい、レッドローチこちらの方がお勧めです。

口コミが良い ↓

 

ゴキはコオロギと違いアゴの力が弱いので、ケース内で生き延びてもレオパ本体が害される可能性が低いのも良い所です。

いずれにしろ、この良餌とされる2種はゴキ〇リですので、存在そのものが無理な人には厳しい餌となります。

 

余談ですが、デュビアやレッチを扱う様になった結果、日本のゴキにも抵抗が無くなると、自宅に出没したゴキを餌として利用してしまう人が稀にいますが、
日本のゴキはどこかで殺虫剤を食べている可能性も高く、餌として与えると大変危険です。

 

自宅で使ってなくとも、お隣さん家で食べて旅をしてきた可能性もあるわけです。

何百というゴキを毎日相手にしていると、家で日本産の1匹2匹に遭遇しても「なんだゴキか…」で済まされがちですが、

 

そこから「こいつ等!餌として利用できるかも!」まで行ってしまうと行きすぎですので自重しましょう…

ジャイアントミルワーム

コイツはツヤケシオオゴミムシダマシと言う昆虫の幼虫です。でかいです。通称ジャイミル。

これも既に業界では市民権を得ている餌昆虫ですが、あまりお勧めできません。

 

嗜好性は良いと言われておりますが、栄養価のバランス面では流通している餌昆虫の中では最低で、後述するダスティング呼ばれる栄養サプリメントの添加が必須になります。

 

大量にキープしておくとそのうち大半が餌としては不向きな成虫になってしまうので、餌要員と繁殖部隊のバランス調整が難しく、メイン餌としては不向きと言わざるを得ません。

またコオロギよりアゴが凶悪で、確実に頭を潰してから与えないとレオパが食した際に反撃される危険もあります。

 

家でも、なんかいつのまにかレオパのアゴに黒い物があるなぁ…シミかなぁ??と思っていたレオパを掴んで良く観察したら、ジャイミルの顎の破片が深々と突き刺さっていた!なんて事もありました。

がっつり刺さっていてなかなか抜けず、引っこ抜くのは一苦労でした…

 

ジャイミルだけで繁殖させているブリーダーもいるようですが、私はそんな理由から個人的にはお勧めできません。

おやつとしてたま~に与える程度なら良いでしょう。

まぁその、たまのおやつで家の子はやらかしたので、おやつとしてもお勧めはしません…

口コミが良い ↓ ジャイミルってこんな奴です。

 

レオパは生き餌以外にサプリも必要?(人工餌)

 

 

レオパは生き餌以外にサプリも必要?

 

餌昆虫をそのまま与え続けるのは危険!?

ダスティングと呼ばれるサプリ添加の必要性!?

 

特にコオロギやジャイミルをメインで与える場合、将来的には確実に栄養価が足りなくなります。

 

そこで、爬虫類専用のサプリメントを餌昆虫に振りかけて与える必要が出てきます。

この際、なるべく栄養素に「リン」が含まれない物を選んだ方が良いです。

 

と言うのも、このリン。

普段の餌でほぼまかなえているにもかかわらず、入ってるサプリがワリと多いです。

 

リンのなにが問題かと言うと、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を阻害してしまうのです。

爬虫類の飼育ではカルシウムやミネラル、ビタミンが不足しがちと言われる為にサプリが必要なのに、そのサプリを与えたおかげで吸収ができないなんて事になれば本末転倒です。

 

最近ではこの問題も各種メーカーに根付いているのか、明確にリンを含まないと書かれている商品もあるので、レオパに与える際にはそう言った物を選びましょう。

 

↓ 過剰摂取の危険性があるリン、ビタミンD3を含んでいません

 

与え方は、これらのサプリは基本的に粉状ですので、紙コップ等の中に数匹昆虫を入れ、適量のサプリを投下して蓋をしシェイクします。

虫の全体に粉がまぶされたら、あとはいつも通り与えます。

 

問題は味が最悪なのか、慣れない内はレオパが餌に噛み付いても吐き出す場合がある事です。

 

最初の内は薄く振りかけるだけにしたり、数日餌を抜いてレオパを空腹にさせた上で、サプリ付きの生き餌を与えるなどして慣らす工夫が必要になる事も多いです。

餌は毎日どんなタイミングでどうやってあげるの?

 

餌は毎日どんなタイミングでどうやってあげるの?

 

餌はベビーの頃であれば毎日食べるだけ与えて構いませんが、1年を過ぎたヤングサイズ辺りから加減しましょう。

レオパの尻尾がブリブリに太っているのは、そこに余分な栄養をため込んで、不意の絶食に備えているからです。

 

この尻尾が常にヒョロヒョロだと餌が足りていない証拠ですが、ブリブリを維持できているのであれば、給餌の間隔や量は適当でかまいません。

また、毎回同じ餌では栄養に偏りが出て病気になります。

 

コオロギのみ与えるなど、歪な環境であれば各種サプリメントを使って与える必要があります。

3日~1週間に1度、食べるだけ与えれば栄養状態を維持できているケースがほとんどです。

 

先週は1回だったから今週は2回、先週3回与えたので今週は無し。など、飼い主の都合で調整しましょう。

反面、水だけはいつでも飲める環境にしておくのが理想です。

 

とは言え、止水には反応しない事も少なくないので、1日1回霧吹きをしてみましょう。

床材がびちゃびちゃになるほどするのはNGなので、軽く壁面を濡らす程度でOKです。
(※次に霧吹きをする時までに床材が乾いている位のバランスにとどめましょう)

 

この時、必死になって壁面を舐めるのであれば、水場に気が付いていない可能性が高いです。

数か月経ってもこの状態が続く子であれば、水飲みは霧吹きで与えるものと割り切りましょう。

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まとめ

 

まとめ

 

今回紹介した餌昆虫は、レオパの餌と言うより虫食いの爬虫類全般に使える共通の餌です。

 

中には個体差でコオロギは食べてもデュビアには無反応なんて事もザラにありますので、飼育者の都合とペットの都合、どちらも折り合いが付く様な食事スタイルを確立するのが、飼育の醍醐味の一つにして面倒な所です。

 

仮に食べるのが1種しかなかったとしても基本的に単一の餌だけ与え続けるのはNGですので、今回ご紹介した各餌になんとか慣らして、月毎に餌の種類を切り替えたりして与える方が無難です。

 

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