爬虫類や両生類に関する逸話や迷信!カエルやヘビ等にまつわる話は意外と多い!

爬虫類や両生類の逸話や迷信

生き物は本能的に、知らない事を恐れるものだと言います。

これは知性の有る無しに関わらず、全ての生き物が保有している危険回避能力の一つです。

 

各地に散らばる伝承や逸話には、そうした人間の恐怖が見て取れるケースが非常に多い事でしょう。

知らないと言う事は、危険が増す事でもありますが、損をすると言い変える事も可能です。

 

そこで今回は、アチコチで語られるヘビやカエル等にまつわる伝承や逸話。

はたまた民間レベルの迷信、勘違いまで、私見を含めて色々と取り挙げてみたいと思います。

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縁の下の大蝦蟇(おおがま)

 

縁の下の大蝦蟇(おおがま)

 

ウシガエルが日本に定着する前は、ヒキガエルが国内最大サイズを誇るカエルでした。

当然、ネットなんてものもなく情報を得る事が乏しかった昔ほど、こうした巨大生物になにかしらの神秘性を感じた事でしょう。

 

昔、家内に不幸が続く家があり、家人が縁側で途方に暮れていると、突然、庭にやって来た雀の姿が消えた事がありました。

最初は目の錯覚かと思ったものの、よくよく観察していると、似たような事が頻繁にある。

 

いよいよもってこれはオカシイと、今度はよぉ~く見定めていると、どうやら雀は縁の下へと消えている模様。

こいつぁ変だ!!と家長が畳をめくって床下を調べた所、とんでもないでかさの大蝦蟇が鎮座しており、周囲にはいくつもの骨が散らばっていた。

 

コイツがこの家の不幸に違いない!と思い立った家長が、その大蝦蟇をフルボッコにして殺した所、不思議とその家の病は収まった…

なんて話が、水木しげるの妖怪大全にあります。

 

さてさてこの話、一見するとなんだかヒキガエルが悪者に思えますが…

ヒキガエルと言うより、縁の下にばい菌が溜まってて家人が病気になった…畳をどかして換気をし掃除もした(蝦蟇を含む)から治ったと解釈した方が科学的な気もします。

 

ついでに言えば、カエルが鳥を食べても骨とかほぼ残らないでしょう…鳥の骨は中が空洞なので消化しやすく、
雀程度のサイズなら、ウンコに混じって出て来てもおそらく破片なので、一見して骨!とわかる事は稀です。

 

縁の下に居たどでかいヒキガエルに家人がびびって、乾燥して白くなった土やらなにやらを骨だと思い込んだ…そんな風に邪推してしまいますw

切っても切ってもその分増えて生き返る!ハンザキ!!

 

切っても切ってもその分増えて生き返る!ハンザキ!!

 

ハンザキ、なんて言われても、ピンと来ない人がほとんどだと思いますが、これは、オオサンショウウオの俗称です。

真っ二つにぶった切っても、2匹になって生き返るとの説から付いた俗称ですが、当然、半分にぶった切れば、死にますw

 

そうでなくても、少しでも汚い水に入れて飼えば簡単に死にますw

河川の汚染が酷く、天然記念物にさえなっている生き物なのです。

 

半分にぶった切るとか、最初にどこからその発想が来たのかさっぱりですが、とても正気の沙汰とは思えません…

こんな感じで、「大きい」と言うだけで神聖視され、謎の逸話が添付されてしまうのは伝承や逸話のデフォです。

 

それこそ再生能力がバツグンに高いとされるイモリだって、胴体をぶった切られては死んでしまいます…

ツチノコは実在するのか?

 

ツチノコは実在するのか?

 

地方の都市伝説として最早子供でも知っている有名な生き物に、ツチノコがあります。

図体のど真ん中だけが異様に太く、尻尾がチョろん。

 

逃げる時は坂道を転がって逃げる。

いやいや、ジャンプして逃げる! ちっげーよ!丸まって逃げるんだよ!!

 

そんな人によって色々な説のあるツチノコですが、現在では普通のヘビが獲物を飲み込んだ姿なのであろうとの説が有力です。

 

マムシやヤマカガシが大きな獲物を飲み込んで、消化に四苦八苦している状態が、まさしくツチノコだからです。

 

危険を感じた蛇は人間に飛び掛かって来る事もありますし、消化に難儀している状態では素早く動けないので、斜面を転がり落ちる様に逃げる事もあるでしょう。

 

そんな風に理屈で考えるタイプの私としては、ツチノコの存在は非常に懐疑的ですが、発見イベントが村おこしにも繋がっているなんて話を聞くと、野暮な事は言うもんじゃないな…と自重しております。

ヘビにまつわる色々な迷信!

 

ヘビにまつわる色々な迷信!

 

白ヘビはどこの国でも神聖視される傾向にあります。

こと、無神論者の多い日本であっても例外では無い様で、今でも謎の神秘性を感じる人は少なくありません。

 

私の様に、アルビノのヘビに関わる事も多い人間からしたら、なんのことはないただの遺伝子疾患なのですが、
知らない人からしたら、それはもうただ事ではないのでしょう…

私の住んでいる地域にも白ヘビにまつわる伝承はあります。

 

白ヘビ様が住んでいると言われている、神社の裏にある岩の間を覗いたら、やれ目が潰れただの、そのあと錯乱してが自殺しただの、仲の良いカップルが破局しただの、荒唐無稽な話ばかりで、因果関係が全く見られません…

白ヘビさんにそんな力があったら、自宅で複数飼ってる私は、今頃ひき肉にされている事でしょうw

 

他にも、ヘビの皮を財布に入れておくと金運が上がる。銭形模様のマムシが一番ご利益がある!とかの迷信もありますが、そう言われて子供の頃から財布に入れてましたが、ぶっちゃけ、小汚くてただただ邪魔でしたw 当然、恩恵は感じた事がありませんw

 

ヘビの抜け殻でお金持ちになれるなら、それこそ億万長者ですよ…

まぁ、億万長者とは言わずとも、ゴミ箱に毎回捨ててる抜け殻が、オークションで落札されているのを見た時は、大いに驚きましたがw

 

ヘビを飼うなんて文化がなかった昔は、抜け殻に出会う事も少なかったでしょうし、なにかしらの神秘性を感じたのかもしれませんね…

また、皮を丸々脱いでしまうヘビは、日本でも海外でも再生の象徴とされる事があります。

頭が二つあるトカゲ!?

 

頭が二つあるトカゲ!?

 

ヘビをポコジャカ増やしていると、数年に1度ぐらいは双頭奇形の出土報告があったりします。

増やされまくっているカリキンなどでも、ウン百万円はする高額なヘビとなりますが、

 

内臓までしっかり作られている事は少なく、子供の内に死んでしまう事が多いです。

高値の付く双頭奇形は、そうしたベビー時代を乗り越え、サブアダルトまで育った健康を証明できる個体だけですが、ヘビブリーダーにとっては、そういう奇形自体にはある種の憧れもあります。

 

そんな双頭奇形ですが、頭が二つ並んでいるのならともかく、尻尾側と頭側に分かれる様な奇形は少なく、産まれたとしてもこういうタイプの奇形はまず育ちません。

それもそのはず、ウンコが出せないんだから当然ですw 内臓がキチンと作られていない証拠なのですから…

 

インパクトだけはあるので、ベビー時に撮影などしておくのもありでしょうが…いずれにしてもこのタイプの奇形は長生きできません。

前置きが長くなってしまいましたが、実はこの勘違い、一般の人に非常に多いですw

 

奇しくも先日、私の周りでも、頭が二つあるトカゲ見た事ある!!撮影もしたのよ!!

なんて、近所のおばちゃんが大騒ぎした事がありました…

 

本当なら確かに大騒ぎするレベルの案件です。捕まえて動物系の商業施設に持って行けば高値で引き取ってくれるでしょう。

私もやや興奮気味でその写真を見せてもらったのですが…

 

それは尻尾を根元から食いちぎられたトカゲの傷がふさがって、何とはなしに頭の形に見える…と言うだけのモノでしたw

トカゲの尻尾は再生するとは言え、1度千切れたら元の形にはなりません。

なにより再生できる限界値は7割から8割程度までです。

 

根本からガッツリ千切れたら、再生できないのです…

ついでに言えば、頭だけがくっつくだけではなく、まともに生活できるツインヘッドには、ある程度、首や胴までの要素も必要になります。

 

勘違いツインヘッドは、鱗の向きも一定なので、一目瞭然です。

写真を見せられて一気に萎えてしまった私ですが、もちろん、それはただの傷物だよw なんて空気の読めない事は言いません。

 

へー、メズラシイネェ…と大人の対応をしておきました。

あ、いや、大人云々以前に、なんか、とても、おばちゃんの興奮具合に異論を挟める様な空気ではなかったので…

 

まぁ、現物が居たら捕まえてがっつり反論していたのでしょうが、とっくに逃げおおせた奴で写真のみでしたからw

おばちゃんの写真を見て興奮気味に語る両親は、もちろん上記の理論で論破しておきましたw

 

トカゲの尻尾はあまり根元から千切れると、まともに再生できず、傷口が治って丸くなってくると、一般の人からは頭に見えてしまうのらしいのです…

私のような好事家からしたら、どうみても頭には見えないんですがw

 

そうした勘違いは他の国にもあるようで、そのおばちゃんが寄越した写真と似たようなトカゲの話題がネット上にもありました…

 

しかしこちらは本当に珍しいツインヘッド。

6本足のフトアゴヒゲトカゲ (アメリカ)

 

頭が二つ並んでいるのであればレア、尻尾にも頭がある形で分かれてるツインヘッドはマズ育たない(生まれないワケではない)と覚えておきましょうw

と、今回のお話はこんな所でしょうか?

あまり益体の無い箸休め程度の話題でしたが、少しでもお役に立てたのなら幸いです。

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