カリフォルニアキングスネーク飼育方法!餌や寿命病気など飼い方全般!

カリキンヘビ

王蛇カリキン(カリフォルニアキングスネーク)ですが、なんの事前知識もなく、ショップで一目ぼれしてカリキンを飼おう!となった場合。。。

店員さんの助言に従えば、なにも難しい事は無く終生飼育が可能です。

実際問題、蛇は気難しい生き物です。

 

蛇って飼うの難しそうだなぁ…と、飼育の前に躊躇したのなら、そのイメージは間違いではありません。多くの場合その通りです。

水が少しでも痛んでいたら飲まないなど、意外とお上品な生き物なのです。

が…

 

しかしカリキンは、そう言う小難しさとは無縁で、蛇飼育では良くある問題の拒食だってほぼありません。

カリキンは購入前の事前知識が乏しくとも、購入後の失敗が少ない爬虫類と言えるでしょう。

 

しかし実際カリキンは、毒蛇であるガラガラヘビまで襲ってしまうほどの蛇・・・

故に王。蛇の中の蛇!

なので、『カリフォルニアに住まう蛇の王』と言う解りやすい和名が付きました。

 

この、一見凶悪そうに思える王様ですが、

実の所、飼育するとなった場合はそんなに難しくありませんが、そうは言ってもそれなりに注意する店はいくつかあります。

今回は、そんなあまりに楽ちんすぎて

  • スルーされてしまうかもしれない微妙な注意点
  • 基本的な飼育管理

について解説してみたいと思います。

 

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カリフォルニアキングスネーク(カリキン)の飼育方法!

カリキンの飼育設備(必要なもの)

まずは基本!カリキンを飼う為の設備!

設備と言えば聞こえは良いですね・・要は必要なものですが、プラスチックケースでOKです。

 

◎ とぐろ二つ分程度の底面積のあるプラケース

◎ 床材(ウッドチップやウッドシェイブ、砂や土等)

◎ 水飲み

 

これだけです。

欲を言えば植木鉢等を逆さにして設置して、隠れ家&脱皮用として使わせると良いですが、無くても問題ありません。

 

水飲みはやや大きめの物を使い、脱皮前の水浴びにも利用できる様な物を使用します。

特に小洒落た専用ケージなども必要なく、庶民の懐に優しい王です。

 

フラットで底面積が大きく、蓋はスライドしてロックできる物を選択します。
かなり腕力がありますので、ただパチンと押すだけの蓋は平気で開けてしまいますので。

 

ケースの底には、なにかしら床材を敷く必要があるのですが、
土や砂、専用のウッドチップやウッドシェイブ。場合によっては新聞紙なども使えるので、床材はわりと自由に選択できます。

そして最後に水飲みを入れるだけです。

 

 

水飲みは脱皮前の水浴びができる様に大きめの物を使用します。
鳥の水浴び容器や陶器の灰皿なども利用できます。

 

水は常に新鮮な物を与える様に意識して、汚れた場合は即交換するのを習慣にした方が良いでしょう。

 

隠れ家も兼ねて植木鉢等も入れておくと、脱皮の際にとっかかりとして利用できますので、
スペースに余裕があれば設置した方が良いです。

 

冬場の保温はケースの底にフィルムヒーターを設置するだけで十分ですが、
あまりに冷えるようなら、大きさや設置面積で調整しましょう。

 

また、トカゲや亀と違い紫外線ランプ等はなくても問題ありません。

カリキンの飼育の際に毎日する事

毎日必ずしなくてはならない事はありません。

強いて言うなら、水だけは新鮮な物を与えましょう。

ヘビは意外とお上品な生き物なので、水が汚れていると飲みません…

毎日じゃなくてもすること

毎日ではなくとも、定期的にやる事としてはまず餌が挙げられますが、それ以外にもウンコをしたら掃除して、脱皮をしたらその皮を取り除く必要があります。

 

脱皮は子供の内はかなり頻繁に行いますし、ウンコも隅にしてくれればまだいいものの、なぜか水飲みの中でする事も少なくありません。

 

また、脱皮前に水飲みの中で水浴びする事も多いので、濡れた体で動き回る→床材が体に張り付く→再び水浴びする→水飲みが床材で汚れる。

のコンボが発生しますので、水飲みをかなり汚しがちな生き物です。

放置すると病気の原因にもなりますから、ウンコの掃除と合わせて水飲みの衛生管理は徹底しましょう。

カリフォルニアキングスネーク(カリキン)の餌

 

 

カリフォルニアキングスネークは、王様だけど我侭を言わずなんでも食べます!

蛇には神経質な個体や種類も多く、拒食は飼育上で悩まされる事件の筆頭ですが、王様はそうした問題とはほぼ無縁です。

 

王様が食べない時は、餌が合わないとかストレスと言ったメンタル面の問題ではなく、肉体的に調子を崩している可能性が高いです。

 

それこそ、ケージの前を人間が通りかかっただけで、ウロウロそわそわ。

動く奴はなんでも餌。365日、年中無休でとにかく餌を欲しがるのがデフォです。

 

唯一食欲が落ちるのは、脱皮の前ぐらいでしょうか・・・この時ばかりは他の蛇と同じです。

「でも関係ねぇ!」とばかりに食べる奴も多いですが…

 

なので、解凍したマウスを与えれば普通に食べてくれます。

解凍した』・・なんて、何を当たり前の事を言ってるのか?と多くの人から突っ込みが入りそうですが、
あまりに基本的な事すぎて、ショップでは教えてくれません。

 

逆にそんな事を態々言えば「馬鹿にしてるのか!」と怒られかねない案件です。

ですが、

家の子、カリキンなのに全然マウス食べないんです!

と言う話をよくよく確認したら、冷凍したままのマウスをそのまま放り込んでいた!!

なんて事例がマジであります。

表面だけ溶けて中が凍っていた!なんて場合は消化が出来ずに死にかねません。

 

マウスは解凍してから与えましょう!!

 

あと、勢い余ってマウスではなく人間の手に噛み付く事も多いので、そこだけ注意しましょう。

とにかく、カリキンのサイズに合わせた大きさのマウスだけで、終生飼育は可能です。

 

※ そこいら辺で捕まえたトカゲや蛙、小型の蛇なども問題なく食べますが、寄生虫や病気をうつされたりしますので、野生個体を餌に利用するのは危険です。

カリキンの餌のサイズ

 

マウスのサイズは色々ありますが、与える時の用法容量についてご説明させて頂きます。

 

冷凍マウスにはSS、S、M、L、ファジー、ホッパー、アダルトと、サイズに段階がありますので、与える餌は胴体と同じか、少し大きい程度の物を成長に合わせて与えます。

 

子供から飼ったのなら、大よそ1年間は週2回~3回程度で1匹~2匹程度を目安に与えます。

良く言われる週1回の餌でも死にはしませんが、大きくなりません。

この成長期に育てないと、まともに育たないのが爬虫類の特徴です。

 

ですが、面白がってガバガバ与えると、肥満になったり吐き癖が付いたりします。

吐き癖がつくと最悪で、少しでも大きな物や量を食べるとじきにゲーゲー吐く様になってしまい、以後の飼育が大変になります。

 

1年が過ぎた頃からは週2回~1回程度に落とし、完全にアダルトサイズになってしまえば週1回で十分です。
生きたマウスやハムスターなども利用可能ですが、カリキンがマウスやハムスターに反撃されて怪我を負う事もあります。

どうしても生き餌にしか反応しない!なんて場合以外は止めておいた方が無難です。

 

かなり貪欲な蛇なので、指や掌を餌と間違え噛み付いてくる事もしばしばです。

給餌の際には、無用なトラブルを避ける為にも爬虫類専用のピンセットや菜箸などの長い物を使って与えましょう。

 

万が一噛み付かれたら、焦らず慌てず、水を溜めたバケツ等の中に腕ごと沈めてしまいましょう。苦しくなってしばらくすれば離れてくれます。

ですが、カリキンが離れた直後にまたガブリ!とやってくる可能性も高いので注意しましょう。

カリキンが病気?餌を食べない!

 

 

◎ カリキンが餌を食べない時

カリキンなのに(笑)なんか餌食わないんだけど!?病気かな?

基本的にカリキンは大食漢で、人間の手でさえ食べようとするアホの子です。( ;∀;)

 

なので多くの場合、カリキンが食べないのは脱皮の前だからです。

目が白く濁っていると脱皮の準備に入っておりますので、その前後の数日は急激に食欲が落ちます。

 

カリキンに限らず、蛇は脱皮の前には食事を摂りません。

食欲魔神のカリキンなので、平然と食べる個体も多いですが…

 

もしも脱皮前などでなく、餌を食べないのはかなりの異常事態です。

多くの生物で餌食いの良し悪しが、調子の良し悪しを計る材料になりますが、事、カリキンに至っては、まず何かしらのトラブルと見て良いでしょう。

 

とは言え、そこはカリキン。

食う奴はその状態でも平気で食います…

 

この辺りは個体差になりますので、食べない子は食べません。

脱皮の兆候もなく、10日以上餌に見向きもしない…となれば完全に拒食です。

病気を疑ってみた方が良いでしょう。

 

また、ヘビ全般に言えますが、割とダニに汚染されるケースがあります。

ヘビ本体に噛みつき吸血するタイプから、床材で大繁殖するタイプまで様々なものが居るようです。

 

目視で判断可能なので、小さな虫がわちゃわちゃしていたら、床材をすべて破棄してケースを熱湯消毒し、個体は病院へ連れて行きましょう。

 

とにかく、皮が剥けてからいつまで経っても食べないのであれば、なんらかの異常も考えられますので、その場合は病院に相談してみましょう。

カリキンの脱皮


蛇の脱皮は1年に1回は間違い!意外と頻繁です。

 

これも勘違いされやすい事例ですが、蛇の脱皮は1年に1回と思っている方が少なくありません。

どうして1年なんて数字が根付いたのかはわかりませんが、子供の内は大きくなる速度も速いので頻繁に剥けます。

大人になっても、皮の更新的な感じで大きさの変動とは別に50日前後ぐらいのペースで剥けたりします。

 

前兆としては、目が白く濁り全体もくすんだ感じになります。

これは、剥ける皮と身体の間に潤滑剤の様な物が分泌されている為で、しばらくすると澄んで元通りになります。

 

蛇は瞼がなく、目の皮まで剥けてしまう為に目玉の濁りが確認できると言うからくりです。

目玉が澄んで元通りになれば、近日中に脱皮が完了します。

 

蛇の脱皮は、靴下を脱ぐ時の様なイメージで裏返しに剥けます。

この時、なにかしらに鼻先を引っ掛けてから剥けるので、植木鉢など、ザラザラした物があれば最適です。

なんにもなくとも、水飲みに巻き付けたり、自分で自分の身体を絞って剥けたりと、かなり器用にこなします。

カリキン脱皮不全

なんだか脱皮したものの、アチコチに皮が破けて残ってるのですが?

そんな時は脱皮不全です。

湿度が足りなかったり、栄養が足りなかったり、単純にうまくできなかった時などに起こります。

 

大抵の場合、ぬるま湯に漬けて湿らせた後ぺりぺりと取ってやれば問題ないのですが、アイキャップと呼ばれる、眼の部分の脱皮不全だけは慎重に行わないとなりません。

 

と言うのも、脱皮がヘタな個体はこの部分を残す事が多く、古い皮が何重にも重なっている事があるからです。

 

先の分泌液のおかげで、糊付けしたかの如く頑固な場合もありますので、良くわからずに無理矢理剥がすと、本来残すべき物まで剥いてしまい、眼球が外気に晒され失明する事になります。

胴体の脱皮不全なら簡単ですが、目の部分の異常であれば動物病院に相談した方が懸命です。

カリキンは動物病院で診てもらうの?

 

カリキンは動物病院で診てもらうの?

 

基本的に動物病院に診察を頼む事となりますが、爬虫類を診察できる病院はまだまだ少ないです。

近くに爬虫類を診察できる病院があるかどうかは、ネットで調べるだけでなく、とりあえず近場の犬猫病院に相談してみると、近隣で診察できる病院を紹介してくれる事もありますので、まずは相談してみましょう。

カリフォルニアキングスネーク(カリキン)の寿命!

 

カリキンは、なにも知らない初心者が、適当に飼っていても10年程度は普通に生きます。

キチンと飼えば20年以上は生きる生き物です。

1度飼うとかなり長い付き合いとなりますので、購入前には良く検討した方が無難です。

 

特に生活に影響を及ぼす様な飼育スタイルを要求する生き物ではありませんが、長い目で見て家族や恋人などにヘビ嫌いな人が出て来ると、ひと悶着起こりかねません。

 

万が一飼いきれないなどの問題が生じたら、そこいら辺に捨てず、専門店などに引き取りをお願いすれば了承してくれる可能性も高いので、まずは相談してみましょう!

カリフォルニアキングスネーク(カリキン)飼育時の注意点

 

カリキンに限らず蛇飼育全般の注意点でもありますので、鼠食いの蛇は基本的に似た様な飼い方となります。

餌の与えすぎや、与える時に誤って噛まれる事故には気をつけましょう。

彼等は威嚇で噛むのではなく、人間の手を餌だと思ってモグモグしてきます。

 

人を恐れない健康優良児の証拠でもありますが、大して痛くないものの噛まれればチクっと来るのでイラっとします。

カリキン!ハンドリングのコツ!

ハンドリングとかしてみたいのだけど、コツってあるのかな?

 

カリキンは腹さえ減っていなければ、ハンドリング自体は容易な蛇です。

掴んだ所でストレスから拒食するなんて事もまずないので、蛇を持つ練習にはうってつけです。

 

蛇を持つ時のコツは、カリキンに限らず「ぎゅっ!と強く握らない事」です。
野の蛇を捕まえるなんて場合は、首根っこをガッツリ掴まないとどの道噛まれるのでこの限りではありませんが、強く握ると、人に慣れた蛇でも攻撃されたと思い反撃してきます。

 

ぐるんぐるんに巻きついても来ますので、給餌の際には長めの爬虫類専用ピンセット、あるいは菜箸みたいな長物を使えば、事故率を大幅に減らせます。

 

手に乗せて行きたい方に行かせてやるのがコツです。

もちろんそのままではトンズラされてしまいますので、軽く押さえたり指や掌を使って巻き取る様にして進路を妨害します。

 

ただし、腹が減ってる時のカリキンにだけは手を出してはいけません。

人間の手だろうと足だろうと食べにきます!

 

と、こんな感じで手で持つ事自体は容易ですが、愛でる事は不可能です。

掃除の時の移動など、限定的なシチュエーション以外では極力触らない方が良いです。

 

また持ち慣れていない個体では、糞尿を撒き散らす事も多いです。

マウスを食べているカリキンの糞はかなりドギツイ臭いですので、撒き散らかされると被害は甚大です。

 

カリフォルニアキングスネーク飼育方法 まとめ

 

 

大雑把なカリキンについての解説はこんな所でしょうか?

カリキンは蛇飼育の初心者には特にお勧めです。

 

同じく代表的なコーンスネークと比べると、若干高い値段だったりしますが、
拒食する個体も散見されるコーンと比べたら、圧倒的にそう言う個体が少ないです。

 

飼い主の手すら餌として認識するアホ(褒め言葉)な蛇は、そう多くありません。
この蛇を問題なく飼えても、他の蛇ではそうはいきません。そのぐらいの入門種となります。

 

反面、どこまで行ってもアホの子なのでハンドリングには向きません。
持った瞬間、持たれているのに気にせず手を食べに来る子が多いので…。

 

持ってもストレスで拒食しない可能性が高い!と言う意味では、逆にハンドリングに向いてるとも言えますが…。でもやっぱり、ハンドリングには向きません。^^;

 

次の記事で、カリキンの色や模様を紹介していますので、参考までにどうぞ↓

カリキンの色や模様!白蛇(アルビノ)ラベンダーバナナ黒蛇まで多彩な色合いが魅力!

 

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