クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の飼育!餌や生態について!

クレステッドゲッコー

クレステッドゲッコーこと、オウカンミカドヤモリは、初心者にお勧めできるトカゲ(ヤモリ)としてしばしば紹介されます。

なぜか?

それは、クレスがトカゲ系の生き物としては珍しく、人工飼料のみで育てられるからです。

 

レオパほど気軽に購入できる値段の生き物ではありませんが、それなりに品種改良も進んでおり、選べる楽しさも併せ持ったヤモリとなります。

今回はそんなクレステッドゲッコーこと、クレスについて解説してみたいと思います。

 

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クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の特徴

 

クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の特徴

画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki

 

クレステッドゲッコーは和名をオウカンミカドヤモリと言います。

眼の上から背面にかけて並ぶ、棘状の鱗を王冠(クレスト)に見立てた事から、英名はクレステッドゲッコーです。

 

王冠の付いたミカドヤモリなので、オウカンミカドヤモリ。

和名もほぼ英名をそのまま訳したものとなりますw

愛称はクレス

和名のオウカンミカドヤモリは今ではあまり使われませんw

 

体色の個体差が大きく、これらを選別配合することで、今では多数の品種が作られています。

クレスは1866年に記載されてから数例の発見例があったのみで、1994年に再び発見されるまでは発見例がなく、長い事絶滅したものだと考えられていました。

 

原産地は、ペットとして野生動物を輸出する事を禁じているニューカレイドニアとなるため、ペットとして流通する個体は、研究目的で輸出されたものから増やされた、キャプティブブリード個体(CB)です。

 

野生下での発見例が少ない割りに、人工繁殖が容易と言う、極めて稀な生き物です。

現物が少なく幻扱いだった輸入当初は、ウン十万円もするものすごく高価なヤモリでしたが、上記の特徴のおかげで増やされまくった結果、今ではライトユーザーでも手が出せる程度の値段に落ち着いています。

 

17センチ~20センチはある中型のヤモリなため、相応に爬虫類を飼っている感も出ますので、初めての爬虫類としては大変お勧めです。

クレステッドゲッコーの生息地

クレスはニューカレイドニアの固有種になります。

該当国がペットトレードへの輸出を禁止している為、野生下で捕まった個体、ワイルドコート(WC)はまず出回りません。

 

現在出回っている個体は、全て研究用に輸出されたモノが飼育下で増やされ、流れ流れてマニアの元にたどり着き、そこでもポコジャカ増え続けたモノが広がった、CB個体です。

 

野生下での生態がほとんど明らかになっていないのにも関わらず、ペットとしての生態は繁殖可能レベルで明らかになっている不思議生物ですw

クレスはオスが多い!

クレスはオスとメスで極端に流通量が異なり、見かける個体の多くがオスとなる為、メスの場合は同じ品種&サイズでも高額になります。

繁殖目的の時には注意しましょう!

クレスの寿命

平均すれば15年前後ですが、18年以上生きる事もある様です。

壁にへばりつく力が衰えて来たら、そろそろお迎えが近いです…

横になって休める倒木などのスペースを増やしてやりましょう。

クレステッドゲッコーの餌

 

クレステッドゲッコーの餌

 

クレスはヤモリとしては珍しく、雑食です。

トカゲ系らしく基本は肉食ですが、フルーツや花の蜜なども食べてくれます。

 

他のヤモリやトカゲと違い、嗅覚も優れている為に、必ずしも生き餌を必要とせず、置き餌の人工飼料を食べてくれるのが最大の特徴です。

コオロギやデュビアと言った定番の餌昆虫以外にも、マンゴーなどの果物や昆虫ゼリーなどを与える事ができます。

中でも特に優秀なのがクレス専用の餌です。

 

 

クレス用に栄養バランスが整えられた最高の餌なので、基本的にはコレを与えましょう。

専用餌は製品によって微差がありますが、基本的には水で練って与えるものがほとんどです。

餌の与え方

3日に1度腹八分目程度を目安に与えます。(ベビーであれば毎日腹いっぱいまで)

練り餌タイプの専用餌は、お皿に与えてやるのも良いですが、お弁当のおかず(おひたし等)に使う、紙でできた使い捨てのカップが便利です。

 

100円ショップなどで大量に入ったものが売られているので、毎回、食べ終わるのを待って洗うのが面倒な人は試してみましょう。

余ったとしても、そのままゴミ箱に捨てられて便利です。

 

生きた餌はそのままばら撒いてしまうのも良いですが、臭いで判別してくれるので、逃げられない様に、お皿などに入れて与える事も可能です。

水の与え方

爬虫類は止まっている水に気が付きにくい生き物です。

クレスも例に漏れず、水入れに入れただけの水には気が付かない事があります。

(水が動いて光を反射すれば気が付く為、軽くエアレーションしてやると反応する事があります)

 

クレスの舌が薄いピンク色になっていたら危険信号です。

確実に水に気が付いておらず水不足のサインなので、壁面や植物への霧吹きを増やして舐めとらせましょう。

止水に気が付かない子は、ケージ内への霧吹きで給水することとなります。

クレスを飼う為に必要な物

 

クレスを飼う為に必要な物

 

ケージ

 

木の上で生活している樹上性のヤモリなので、高さのあるケージが必要になります。

爬虫類専用ケージで、高さが40センチ以上ある物を使用しましょう。

 

 

バスキングランプ

 

夜行性のヤモリですが、クレスはある程度の紫外線を浴びないと、ビタミンDが作れません。

光量の少ないタイプのバスキングランプを設置して、2日~3日に1度30分程度照射してやりましょう。

 

 

ヒーターや保温球

 

25度~32度の間をキープする必要がある為、冬場の保温は必須です。

フィルムヒーターやバスキングランプを部分的に使用して、ケージ内の温度を27度前後に保ちましょう!

 

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湿度計&温度計

 

温度管理と湿度管理が健康に直結するため、必ず1つは設置しておきましょう。

両方が1つになっている便利な商品も多いです。

 

 

床材

 

森林性のヤモリなので、ある程度の湿度がある方が状態が良いです。

保湿性の高いヤシガラマットを軽く湿らせて使用しましょう。

 

 

砂や土は足の裏溝(趾下薄板)に入り込んでしまい、ガラス面が登れなくなるためNGです。

キッチンペーパーやペットシーツでもある程度の代用は効きますが、綺麗な反面、湿度の維持は難しく、また潜る事が大好きなクレスには、あまり適した床材とは言えません。

シェルター

 

無くても植物などを配置して、レイアウトそのものがシェルターになるような作りにするのであれば不要です。

大型なので、全身を隠せるものとなるとなかなか代用が利きづらい為、使うのであれば爬虫類専用の物を用意してやりましょう。

 

 

植物

 

ポトスやガジュマルなど、少ない光と多湿でも育つ植物がお勧めです。

植物があれば、霧吹きでの給水や湿度維持、シェルターなども兼任できる為、あった方が心強いです。

 

 

木の枝

 

最低でも胴体と同じ太さ以上の物を使いましょう。

コルクバーグなどの壁面アイテムでも代用できますが、枝があるとかなり落ち着きます。

太くて倒れにくい枝を配置してやりましょう。

 

 

飼育温度と湿度

 

温度は25度~32度。常に27度前後を維持できれば理想的です。

湿度は最低でも40%、理想は50%~60%を維持することです。

1日1回、飲み水と湿度維持を兼ねて霧吹きを行い、10時間ほどしたら全部乾いてるぐらいを意識してみましょう。

湿度が常時70%を超えるようなら、この時の量を調整しましょう。

クレステッドゲッコーの飼育 まとめ

 

まとめ

 

クレステッドゲッコーについてはこんな所でしょうか?

なんと言っても、生き餌が必ずしも必要ないのが、最大の特徴でウリとなるヤモリです。

 

爬虫類の多くは基本的に生餌でしか飼えず、慣れた個体でも冷凍した物など、死体を与える事になる為、
そうしたモノに抵抗がある人は爬虫類を飼えません。

 

草食のイグアナは、とてもじゃないけど初心者にはお勧めできないバケモノですし、
かといって、早々草食のトカゲなんていやしません…

 

そんな中、クレスは動物性の餌を好むとは言え、配合飼料をバリバリ食べてくれる超お勧めなトカゲとなります。(正確にはヤモリですがw)

 

品種も多く、選べる楽しみがあるのもクレスの特徴です。

飼育の歴史は浅いので、まだまだ品種が多いとは言えませんが、虫が苦手でトカゲの飼育を断念していた人は、是非ともクレスの飼育を検討してみてください。

 

この記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。

 

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