レオパ飼育トラブル!脱走の処理や有精卵と無精卵の見分け方など不安を解説

ヒョウモントカゲモドキ レオパ

生き物を飼っていると、必ずあり得る脱走。

 

しかし、レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)は地表性で、さらにどちらかといえば、どんくさい生き物なので、掴みそこなって逃げられる事は少ないです。

 

多くの場合、彼等が脱走するとしたら、飼い主が蓋を閉め忘れてしまった時です。

脱走以外にも、産卵時のトラブルや産卵後の卵の状態等々。。

例えば、無精卵なのか有精卵なのかを見分けたり・・・

 

今回は、そんなレオパの飼育中に起こりえるトラブル一端を解説してみたいと思います。

 

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レオパードゲッコー飼育トラブル! <脱走>

 

レオパ飼育トラブル! <脱走>

 

レオパが妙に脱走したがる…

レオパを飼っていると、プラケの壁面に向かって立ち上がり、カリカリ引っ掻いている事が多々あります。

純粋に飼っているケースが狭すぎて、広い所に行きたい場合や、環境そのものが悪くて新しい場所へと逃げたい等々。。。

 

根本的に飼育に問題がある場合も多いですが、大半は運動の一部ですから、特に問題ない場合がほとんどです。

ウロウロ運動したいけど、ウロウロするほどプラケースは広くありませんから、壁面に向かって、うんしょ!うんしょ!と、伸び上がる形になってしまっているワケですね。

 

これは、飼育と言う不自然な環境故にものすごく広いケースで飼っていても、目にする機会はあります。

なので、この行動自体が脱走をしたがっていると決めつけて、心配する必要は、ほぼありません。

 

問題は、この「ほぼ」の例外に該当した時です。

個体の大きさに対して、

  • 極端に狭いケースで飼っている
  • ケースに汚物が撒き散らかされたままだった
  • 長い間水分を取る事が出来ていない

などの、他の要因があった場合には、汚染された所から逃げたいがための行動だったり、水分を求めての行動だったりする、言わばSOSのサインの可能性もありますので、

常にその行動をとり続けていて、

落ち着きが、まるでなければ!!

まずはケースのサイズを大きくしたり、水分をキチンと飲めているかどうか、汚物の清掃はキチンとされているかなどをチェックしてみましょう!

 

レオパが脱走!? 見つからない!?

餌を与える時など、蓋を開けてそのまま放置したりすると、レオパが脱走する事になります。

普通のヤモリとちがってランドゲッコーですから、めったな事では脱走できませんが、フラットタイプのケースだったり、通常のプラケでも内部にシェルター等がある場合、それを利用してケース上部まで難なく登れる飼育状況になりますから、容易に逃走します。

 

脱走したレオパは早期であれば、近くの家具や調度品の下に隠れている事がほとんどです。

運が良ければ、なにもせず、床でぼけーっとしている事もありますが、大半はシェルターになりそうな所へ向かいます。

とは言え、脱走から時間が経っていて、なおかつ室内に家具や調度品が多い場合は、かなり絶望的です…

なにしろ相手は最大でも精々18センチほどのトカゲ(ヤモリ)なので、物が多い程、発見は困難です。

 

ベッドやタンス、TVや冷蔵庫など、壁側にある大型家電やソファーなどの家具類裏&底は一番最初に探索する場所となりますが、時間が経つとそれらを利用して、登る可能性もゼロではありません。

 

壁を登れない地表性のヤモリなのに、どんなルートをたどったのか、冷蔵庫の上やタンスの上、はたまた2段ベッドの上など、とにかく時間が経つほどにどこにでも行く可能性が広がります。

 

レオパが脱走したら、脱走自体に気づく時間が、勝負を分ける最大のポイントとなります。

どうしても見つからなければ長期戦も覚悟しなければなりません。

レオパが脱走! 本気で出てこない!!

それでは長期戦に入りましょう。

まずは部屋の入口を常に全て閉めて置き、行動範囲を確実に絞ります。

 

脱走時に開けっ放しだったので、どの部屋に行ったのかもわからない…

なんて場合は全部の部屋の出入り口を閉めておくのを習慣にします。

 

他にも、犬や猫を飼っている場合は、犬や猫をケージに入れます。常にそれでは流石に可哀想!

と言う場合は、出かける時など監視できない時にのみ押し込みましょう。

 

猫は特に、間違ってレオパの息の根を止めてしまったりする可能性があるので、普通に飼っている場合でもかなりの危険因子です。

できればソファーや座椅子なども撤去した方が賢明です。
知らぬ間に入り込んでいたら、座った時に踏み潰してしまうためです。

 

脱走から時間が経つにつれ、空腹はともかく、水分の不足にレオパは悩まされます。

大きな窓ガラスが床近くまである部屋なら、朝夕の結露を舐めにやって来る可能性も高まりますので、窓周りを警戒するのは方法の一つです。

 

それ以外にも、お風呂場に続くドアだけは閉めずあえて誘ったり、犬猫の水飲み周りに注意したりするのも方法です。

ただし、いずれにしても、気休めに過ぎません。

脱走されたら、上記の様な方法を駆使して、運よく出て来てくれる事を願う事になります。

雌のレオパ固有のトラブル! <卵詰まり>

レオパを飼っていると誰もが試したくなるのが、繁殖です。

雌と雄が居れば、簡単にカップルが成立する事がほとんどなので、飼育初心者でも適齢期を迎えていれば問題なく進行しますが…

スムーズは繁殖については、こちらをどうぞ ↓

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の繁殖と効率が良いクーリング方法!

 

さて、レオパの中には卵詰まりと呼ばれるトラブルを引き起こす雌もいます。

直接的な原因としては、お腹の中の卵が大きすぎたり、骨盤が狭くて卵が通過できなかったり、卵の表面が凸凹して卵管内を円滑に下降できない等があるようですが、もっと基本的な部分として、個体が小さすぎるのに無理やりカップリングを試したり、個体が卵を持つ以前の飼育環境や個体の栄養状態によって、この問題に繋がる場合も多いです。

 

特に産卵を意識せず、カップリングをしていない場合でも、爬虫類は唐突に無精卵を出す事があり、卵詰まりは雌であれば、普通に飼っていてもあり得るトラブルです。

 

既に産卵を経験しているけど、今年は試さなかった…なんて産卵経験者の雌なら、さらに確率が上がります。

  • 餌食いが落ちて1か月近くも何も食べていない
  • 尻尾も手足もひょろひょろ
  • でも腹だけは異様にでかい…

なんて雌の場合は、卵詰まりを疑っても良いでしょう。

 

早期発見であればそれだけ助かる可能性も高まりますが、餌を取れずに体力を消耗しきった辺りで病院へ行っても、手術に耐えられず他界する可能性の方が高いです。

 

餌食いの低下は、卵詰まりに限らず、全ての異常の初期サインです。

少しでもおかしいな?と思ったら、早めに病院へ行くのが、人でも動物でも助かる秘訣です。

無精卵と有精卵。産んだ卵についての問題

 

親の方が問題なく産卵できたとしても、産んだ卵そのものに問題がある場合もあります。

一番多いのが、無精卵です。

 

文字通り、雄がきちんとかかっておらず、卵だけが発達して産むに至った物です。

通常の卵がキレイな白色なのに対し、

  • 異様に小さかったり
  • 極端に黄色かったり
  • 歪だったり

と、形状は様々ですが、そのまま放っておくと、ただただカビが生えて腐るだけの汚物と化します。

これは、有精卵が死んだ場合も同様です。

 

せっかく無事に産まれた卵でも、転がしたり落としたりすると死んでしまいます。

当初は綺麗な白色でも、やがて黄色くなり、カビが生えて無精卵と同じ末路を辿ります。

 

無事に産卵さえしてしまえば、母体はひとまず安心なので、卵が無精卵だったとしても諦めずに次の年に期待しましょう。

 

特に最初の産卵の場合、無精卵になってしまう雌は多いようですから、その場合は次回への通過儀礼が終わった証でもあります。

 

とにかく、黄色だったり、カビが生えてきたりするのであれば、無精卵の気配が濃厚です。

いずれにしろ、このキャンドリングによる有精卵か無精卵かは、失敗と成功を繰り返し現物を何度か見た人でないと区別は難しいです。

 

わからないからと無理やり弄り続ければ、知らない内に転がしてて死なせてしまう危険も高まります。

なのでお勧めはしませんが、それでもやりたければ、

「卵の上部にマジックなどで印をつける」のは必須事項です。

転がさないように気を付けて下さいね!

 

基本的には卵の管理は、基礎を構築したら後は産まれるまで放置が最良です。

今年は交尾もしていないのにいきなり産んだ!なんて例が爬虫類にも多々あります。

レオパもそうしたケースがあるようですが、その場合は無精卵の可能性が高いです。

 

レオパは2個1セットの卵を、1か月ほどかけて3回~5回産みますので、まずは一度産卵したからと油断せず、その後の経過も見守りましょう。

 

2回目3回目と続く産卵で、唐突に卵詰まりになってしまう可能性もゼロではありませんので。

卵詰まりは致命的なトラブルですが、無精卵を1つ2つ出したからと言って、即座に雌の体に問題があるわけではありません。

 

延々と無精卵、あるいは死産を繰り返す雌であれば、なにかしらの異常をもった個体の可能性もありますので、その場合には動物病院へと相談してみましょう。

 

まとめ

 

まとめ

 

レオパ飼育トラブルについて、<脱走>と<卵詰まり>と〈有精卵と無精卵〉について解説してみました。

脱走については、ちょっとだけの放置だから大丈夫!と思って蓋を開けたままにせず、必ず開けたら閉めるを徹底したり、不安があるのなら、深さのある大き目のケースで飼育すれば、まず起こりえないトラブルですが、卵詰まりは、成熟した雌特有のトラブルです。

しかも卵詰まりは症状が表面化した時には、既に助からない場合も多いです。

 

日頃から餌に気を使い、カルシウム剤やビタミン剤などの爬虫類サプリメントで栄養面を補っておけば、有る程度は予防できるトラブルでもありますが、こればかりは体の問題ですので、絶対起こらないとは言えません。

 

卵詰まりを絶対見たくない場合は、雄だけを飼うしかありません…

飼い主が気を付けておけば問題ない脱走と、

飼い主が気を付けていても起こりうる卵詰まり。

今回は、2つの毛色がチガウ事例に絞った解説となりましたが、実際、トラブルの代表格である病気となると、良くわからない事例も多いです。

 

卵詰まりがそうであるように、絶対防げる病と言うものは少なく、精々、栄養失調に関連した一部の物ぐらいでしょう…

爬虫類を診察できる動物病院はまだまだ少ないので、そう言った意味でも、彼等が病気になると、助かる可能性は低いです。

 

まずは脱走や栄養に関連した病は絶対に起こさない!ぐらいのスタンスでレオパ飼育に臨むと良いでしょう。

この記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。

 

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