ツノガエルが餌を食べない!病気?原因や対処方法(与え方のコツ)などを紹介!

カエル

ツノガエルの多くは、技術も知識もなく適当に飼育してても、問題なく飼えます。

ケースの前を通り過ぎただけで餌だと思って飛び掛かってきます。

 

小難しい知識や技術がなくても、基本的には大丈夫なんです。

ですが、中には超絶我儘な個体も居ます。

 

何年もワガママを言わずバクバク食っていたのに、ある日突然、食べなくなったりもします。

今回はそんな、我儘個体に餌を与える方法についてです。

 

病気や状態の悪化で食べない場合は、また、別の話になってしまいますので、あくまで、餌が気に入らずに食べないケースに絞って解説してみようと思います。

 

関連記事:ツノガエルの餌や頻度は?購入先やおすすめの餌も紹介!

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ツノガエルが餌を食べない原因を知ろう!

ツノガエルが餌を食べない原因を知ろう!

 

まずは大前提ですが、状態の悪化なのか、単なる我儘なのかを知らなければなりません。

なんでもバカスカ食べるツノガエルと言えど、状態が悪くなると餌食いも悪くなるのは、多くの爬虫類両生類と同じです。

 

こんな時に無理やり与えると、それ自体がトドメになりますので、まずは、

  • 本当に我儘で食べないのか?
  • 状態を崩しているのか?

を判別する必要があります。

 

手っ取り早いのは脱皮不全を起こしてるかどうかで判定する事ですが、これだけだと単に脱皮不全で餌食いが落ちている可能性もありますので、まずは水張り飼育にして、および飼育温度と同じぐらいの水温でお風呂に入れてやり、張り付いた皮をふやかし取り除いてやりましょう。

 

背面や顔面などは水に浸しきれないので、5分~10分おきに霧吹きやシャワーをかけてふやかすと、取り除き易くなります。

足の根本や顔面なども皮が残りやすいので、カエルが泳ぎだすぐらいの水位に付けて、皮がひらひら浮いていないか良く確認しましょう。

 

皮を良く取り除いた後、そのまま水張り飼育をして48時間ほどしても、再び脱皮不全が確認されたら、黄色信号です。

 

細菌感染内臓の疾患など、色々なケースが考えられますので、専門医に相談した方が無難です。

多くの場合状態を崩すと、脱皮不全と共に常に目を閉じているので、慣れれば判別は容易です。

 

反面、お風呂後に綺麗な艶と適度な湿り気が確認できれば、そのまま問題なく食べる場合がほとんどです。

また、金魚ドジョウなどの魚類を水張りケースに放り込んで数日様子を見るのも効果的です。

 

我儘を言って食べない個体でも、魚類を好まない個体はまず居ないので、これが一番簡単な判別方法になります。

 

魚類はキープを考えるとコストに見合わないのもあって、常に試せるわけではありませんが、判別に自信がない場合はお勧めです。

さて、魚類は食うけど他の物は食べない!なんてケースが今回のテーマです。

食べない、あるいは食べなくなった原因を大雑把に挙げてみましょう。

ツノガエルが餌を食べない原因

 

ツノガエルが餌を食べない原因

 

状態の悪化を理由とせず、単に気分を理由にした原因は多いですが、主因となると、こんなケースが目立ちます。

  • サイズが大きくなって餌食いが落ちた。
  • 餌のサイズが気に入らない
  • 餌の動かし方が悪い。
  • 純粋に気分が乗らない。
  • 人間を恐れている

などです。

では、その原因別に解説していきましょう!

ツノガエルの気分の改善!まずは霧吹きで湿度上げ

餌食いの気分が乗らないのは良くある事なので、給餌の30分~1時間ぐらい前に霧吹きをして、ケース内の湿度を上げる事で対応します。

 

 

霧吹きは色々試す前に行う基本処置にもなりますので、

これからご紹介する方法を試す前にまずは霧吹きをしておきましょう。

サイズが大きくなって食べなくなった場合の対処


サイズが大きくなると、特に♂で顕著な餌食いの低下が見られます。

 

上陸直後のチビ助に、3日に1度ぐらいの頻度で、配合飼料やマウス、魚類などの高たんぱくな餌を与えていると、半年~10か月ほどで餌食いが低下するサイズに育ちます。

 

カエルが大人の握りこぶし程度になったら、7日に1度ぐらいの頻度でも問題ありません。

 

死ぬまでバカスカ食べるカエルなどと言われる事もありますが、自分で調整できる個体も少なくありません。

この場合は腹が減ればそのうち反応するので、特に問題ありません。

 

餌のペースを下げる事で対応しましょう。

14日ほど経っても魚類を食べる気配がなければ、黄色信号です。

餌のサイズが気に入らない

上記のサイズアップに関連する物でもありますが、個体によって、大きな餌を好む子と、小さな餌を好む子がいます。

これは、成長によって変わる事もある性質なので、一概には言えませんが、多くの場合、食べない時はサイズを下げるのが有効です。

 

マウスならLからMに。場合によってはSまで下げて様子を見てみましょう。

これだけであっさり食べてくれる場合も多いですが、この時合わせて動きも気に入らないから拒否るケースが目立ちます。

 

また、サイズ云々ではなく、餌そのものが気に入らない場合もあります。

虫の場合は頭や動などの硬い部分を切り落とし、その汁を口の周りに押し付ける形で動かすと反応することがありますし、マウスもちょんぎって汁っけを出すと、ぬめる餌を好むツノガエルには効果的です。

餌アクションのコツ


ナイーブな奴は動きがオカシイと食べない!

ツノガエルの瞼にあるツノ的な部分は、地中に潜って目だけ出している時にカモフラージュになるからだと言われています。

 

なので、真上から来た物は外敵だと判断されてしまいます。

餌は基本的に前方の地上を移動する連中です。

 

野生下ではいきなり目の前に現れる事はほぼありません。

なので、視点も遠くにある事が多いです。

 

プラケースで飼っているのなら、ふちの辺りからゆっくりとツノガエルに向けて近づけてみましょう。

あくまでブラブラその辺を動いてる風を装うのがコツです。


ツノガエルの存在に気が付かず、無警戒に近づく哀れな獲物を演出するワケです。

ゆるやかに認識させた後、口元や手元に軽く触れると、食べる個体なら即座に反応します。

 

逆にここで目をつぶってしまう場合は、人間そのものまで認識してしまっているか、外敵として恐れているので、相当ナイーブな状態と言えます。

ツノガエルはアゴの下や前足の指先で動く物にも良く反応します。

 

ウールマットで飼っていると、潜っているので前足付近でアクションできませんから、

数日前から水張り飼育に切り替えて、指先やアゴの下で動かせる環境にしておきましょう。

人間ビビり症に対するコツ


餌を与える時は、基本的にピンセットになります。

 

その為、どんなに細長い物を使ってもそれなりに大きい物になってしまいがちです。

これでは大きさで拒否してる個体に与える物として有用に活用できません。

 

そこでお勧めなのが、竹串です。

おでんや串もの料理に使われるアレです。

尖った先端を爪切りなどで切り落として、ただの細い棒に加工して使用します。

 

餌を刺して使う事になりますので、生餌には向いてませんが、配合飼料や肉類を使う時には大変有効です。

ただ、元気の良い時だと激しく飛び掛かってくるので、慣れないと口内を傷つけてしまうかもしれませんから、注意が必要です。

 

元気ハツラツの時は、爬虫類専用の怪我をし難い構造のピンセットや菜箸を使いましょう。

最終手段!ツノガエルの強制給餌のやり方

 

  • なにをやっても食べない。
  • 魚類への反応も微妙。
  • でも状態が悪化しているわけでもない…。

 

本当に運が悪いと、こんなカエルちゃんに出くわすこともあります。

また、いっぱい飼っていると、なんかもう我儘野郎が多くて個別に対応するのは面倒…なんて場合もあります。

 

そんな時の最終手段が、強制給餌です。

口を無理やり開けて、餌を放り込む荒業です。

 

こらえ性の無い子なら、指の爪を軽く上顎に引っかけて持ち上げるだけで「うあー!なにをするー!」と大口を開けますので、すかさず放り込みましょう。

 

ただし、抵抗してジャンプする時もあります。

そうなると引っかけた指が口の中に入ってしまい、思いきり噛まれます…。

 

大型のベルツノにやられると洒落にならない痛さを被りますので、その覚悟が無い場合は止めておきましょう。

小さな子供や女性の小指なら、最悪骨折の危険もあるほど顎の力は強く、歯もノコギリみたいな物がびっしり生えてます。

 

歯は上顎のみにあるので、そちら側の被害のみ大きくなります。

噛まれる覚悟はあるけど、全然口を開けてくれない!

問題はそんなこらえ性のある超絶頑固な子です。

 

私の家にも1匹だけ居ます。

もう10年以上強制給餌でしか食べない大バカ者が…。

 

こんな頑固者に当たってしまった場合や、噛まれるのが嫌だ!と言う時は、ピンセットを利用します。

この場合は爬虫類専用の物ではなく、実験などで使われる一般的な平たいピンセットです。

①片方に配合飼料を刺して、空いている片方を口に差し込みぐいぐいやります。

 

簡単には開かないので、歯をなぞるようにゴリゴリしたりすると、薄く開けますので、すかさず差し込みます。

②おえ!っとなって口が開いたら、ピンセットを回転させ餌を放り込み、閉じたら引き抜きます。

 

喉の奥まで入れるのが理想ですが、なかなかうまく行かない事も多いので、餌を放り込んだら、下顎を持ち上げて吐き出さない様に口を閉じておく事が大事です。

③カエルの多くは、眼球の裏が口の中にあり、餌を飲み込む時にはこれを利用します。

なので、獲物を飲み込む時は必ず目を閉じます。

 

ちゃんと食べたかどうかがこの行動で直ぐにわかるので、目を閉じるまでは下アゴを持ち上げて、吐き出すのを阻止しましょう。

お医者さんはどこ?動物病院で良いの?

 

どうしても原因が解らず、餌やりもうまくいかなかった場合は、専門医に診てもらう必要があります。

基本的には爬虫類が診察できる病院に頼む事となりますが、爬虫類は診れても両生類は診てくれない病院は多いです。

一度、動物病気で聞いてみましょう。

また、元が安価な生き物なので、治療費や薬代が本体より高くなってしまう問題もあります。

元々脆い生き物なので、問題が表面化してから病院へ行っても、助からない事も多いという事だけは理解しておく方が良いかと思います。

 

関連記事:ツノガエルの餌の量や頻度は?購入先やおすすめの餌も紹介!

まとめ

 

まとめ

 

ツノガエルの拒食への対応方法を纏めると、

  • まずは我儘で食べないのか、状態の悪化なのかを把握する。
  • 把握の手段は脱皮不全の確認や対応、魚類に反応するかどうかで確認。
  • 反応しない原因を考え、餌の動きやサイズ種類を改善する。
  • それでも食べない奴には強制給餌

 

冬場の乾燥期に多くの個体を土で飼っていると、湿度のバランスが維持できず脱皮不全

酷い時にはそのまま乾燥休眠に入ってしまう!なんて状況になりやすく、合わせて餌を拒否る奴も多くなりがちです。

 

パックマンと言われるほどの悪食ですが、長い事飼っていると、必ずどこかで餌食いの低下には遭遇しますので、慌てず騒がず、まずは状態のチェックからはじめてみましょう。

 

ツノガエルの死因の多くに、消化不良があります。

元気が良い個体でも即死するぐらい凶悪なトラブルです。

 

早期発見が生死の分かれ目?カエルの病気と予防について!

 

キチンと飼っていた個体なら、1か月2か月餌を与えずとも死ぬ事はありません

(免疫力は落ちるので清潔さの維持はいつも以上気を使いますが…)

 

逆に餌を与えた事による死亡事例は多いです。

食べないからと言って強制給餌に走らず、

まずは自発的に食べる様に、色々試して観察に時間を使いましょう。

 

次回は、ツノガエルの繁殖に向けての準備と、その方法について解説してみようと思います。

ツノガエルの繁殖方法と雄雌の見分け方!繁殖出来ない原因は?意外に難しい!

引き続き、お付き合いいただけましたら幸いです。

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