ピパピパ(コモリガエル)キモい背中の卵が特徴!病気や寿命まで生態を徹底解説!

単にピパピパと言う名を聞いた場合、名前から姿を想像できる人はごく少数だと思います。

ですが、コモリガエル(子守蛙)と言えばピンとくる人も多いのではないでしょうか?

 

その特徴的な繁殖形態から、しばしば動物番組などでも取り上げられるので、属名そのままのピパピパより、和名のコモリガエルの方が圧倒的に認知度が高いからです。

 

それに、『キモい背中の卵のカエル』といえばわかりやすいのかもしれません。

今回はそんなピパピパの寿命や病気、生態について解説してみたいと思います。

 

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ピパピパ(コモリガエル)とは?

 

ピパピパ(コモリガエル)とは?

画像引用元:http://natural-history.main.jp/Tree_of_life/Eukaryote/Opisthokonta/Komorigaeru/Komorigaeru.html

 

ピパピパとは、コモリガエルの学名です。

アマゾン川流域を中心とした南米北部の熱帯域に分布し、水の中に生息しています。

褐色~灰褐色の体色をした、最大で15センチ~18センチにもなる大型のカエルです。

 

完全に水棲のカエルなので、陸上に出ることはまずありえません。

TVなどでは主に和名であるコモリガエルと呼ばれますが、専門誌やペットトレードでは、しばしばこの学名であるピパピパが用いられます。

 

まったくニュアンスの異なる名前ですが、どちらも同じ生き物です。

単にピパと呼ばれる事も多いですが、呼び方以上にその特異な繁殖形態がかなりキモイと良く話題になる生き物です。

 

このピパピパは、基本的には一生を水中で過ごすタイプです。

飼育の際には多くの水棲ガエルと同じ方法で飼育可能です。

ピパピパの体の動き


自然界ではまず陸地に上がらないカエルですが、全体的に木の葉の様に平べったく、ホームベースと揶揄されるほどに水の抵抗が少ない形状に加え、水中生活に特化した水かきの大きさから、とんでもないスピードで泳げます。

 

横にも縦にも高速移動が可能なので、飼育ケージの蓋が曖昧な状態だと、スカッドミサイルの如きスピードで上下に泳ぎ、蓋を吹っ飛ばして、簡単に脱走してしまいます。

 

元来が水中性のカエルなので、陸地に放り出されると通常のカエルより早く限界が訪れ死亡します。

普通のカエルはぬめぬめしているのがデフォですが、ピパピパの体はザラついていて、あまりぬめりがありません。

 

そのせいか、陸上での限界が普通のカエルより早い様です…。

家でも何度か飛び出されて死にかけましたが、早期発見により事なきを得ました。

埃まみれでえらい事になってましたがw

ピパピパの基本的な生態

ピパピパは待ち伏せ型のカエルです。

落ち葉などに擬態して、水中で立ち上がりバンザイしたまま獲物を待って立ち止まっているのがデフォです。

 

バンザイ姿勢でなくとも、底で手を広げたまま止まったりもしています。

前足の指先のみ星型をしており、昆虫の触覚の様な働きをするために、カエルの中ではめずらしく、このセンサーに触れる事で、動かない人工餌でも普通食べるケースがままあります。

 

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ただ、人工餌を放置しておくと食べる前に腐る事も多いので、ペットとして飼うのなら、生餌を使うか、ピンセットで与える方が無難です。

実際は言う程高性能なセンサーでもないのか、ペットとして飼っていると反応しない事もしばしばありますw

 

また、カエルとしては口の構造も独特で舌ベロがなく、獲物は水ごと吸い込み補助として手でかき込む様にして食べます。

ピパピパって何科?ペットに向いてる?

ピパピパはピパ科に属するカエルです。

近い仲間には研究動物として有名なアフリカツメガエルなどが居ます。

 

カエルにしては目が異様に小さく、ボディも平べったいので、日本のカエルどころか世界中のカエルの中でも特に変わった容姿をしております。

容姿だけではなく、メスが背中に卵を背負いカエルになるまで育てる事でも有名です。和名の子守はここから来ています。

生活形態はカエルと言うよりは魚で、身体構造はカエルでも完全に水中生活をするカエルです。

 

見た目の異様さと、カエルにあるまじき水中生活者と言う事で、ものすごく飼育が難しい生き物なのかと思われがちですが、完全に熱帯魚感覚で飼えるので、設備的にも管理的にも他の地表性や樹上性のカエルと比べたらものすごく簡単に飼えます。

ペットとして見た場合、ペットフロッグの代表でもあるツノガエル達よりも簡単に飼育できるカエルです。

背中の卵がきもい!の一言!?ピパピパの繁殖形態

 

コモリガエルと呼ばれる所以となった、ピパピパ最大の特徴である繁殖形態ですが、

背中に卵を産み付けて、カエルになるまで育てると言うなんとも風変りな産卵形態をとります。

 

この繁殖形態。話で聞くだけなら良い話なのかもしれませんが…

問題はその時の容姿です…。

 

カップリングが成立し、産卵が始まると、雌が産んだ卵を雄がせっせと雌の背中へと自分のお腹でセットするのですが、その産卵工程が終わると、背中の皮膚が盛り上がり、タマゴが皮膚に埋没していき、子ガエルになる頃には、雌の背中が蜂の巣の様に穴だらけになります…。

 

いやもうホント、気持ち悪いの一言ですw

子守なんてポジティブな言葉からは想像できない程のキモさです。

キモ可愛いでもキモいでもなく、気持ち悪い!と漢字で言い切りたくなる見た目です。

 

そして巣立ち?の時、子ガエルはさらにこの穴を広げる様に飛び出して来ます。

この時の有様は本当に気持ち悪さMAXです。

こちらのサイトで、その気持ち悪さが閲覧出来ますが、閲覧要注意です。

ピパピパ産卵姿

 

ピパピパ(コモリガエル)ってどこで買うの?

 

ピパピパ(コモリガエル)ってどこで買うの?

 

ピパピパは専門店で購入するのが一般的ですが、熱帯魚店などでも取り扱いがある時があります。

両生類なので通販も可能ですから、ネットオークションなどでも出回ることもあります。

 

ただし、入荷自体は不安定で、居ない時にはどこを探しても居ない、典型的な時期物です。

今でこそ割と安定して流通していますが、酷い時には数年見かけない…なんて場合もありました。

 

居ない時ほど高額になるのは爬虫類&両生類も同じですので、ちょっとでも欲しいと思った時に手頃な値段で見かけたのなら、押さえて置いたほうが無難です。

 

また、上記に取り上げたムコール症?は餌食いに影響を与えないので、カエルに詳しくない販売店だと、正常な状態と思い込みそのまま売ってしまう所もあります。

(実際何度も経験しておりますw)

 

重度の腫瘍であれば流石に気が付くでしょうが、1粒2粒と半端な数のふやけたような印象のイボがあったら要注意です。

個体と選べる状況なら、そうした疑わしい個体は避けた方が無難です。

 

時事物なので、居ない時にはどこを探しても全く居ない生き物ですが、ある程度人工繁殖が進んでいるので、
一度流通が始まると、しばらくはアチコチで見かける事になります。

ある時買いが基本の生き物なので、興味を持った時に売っていたら即購入した方が良いタイプの種類です。

ピパピパの値段は?(販売店・ネット・注意点)

ピパピパも例によって例の如く、サイズやその時の流通量で値段が変わります。

これだけ有名で、なおかつ特異な生態を持つ海外のカエルとなれば、値段もくっそ高くて一般人では手が出ないんでしょ?

なんて思われがちですが、そうでもありません。

 

今では爬虫類専門ショップや熱帯魚店などで、意外と見かける機会のあるカエルです。

 

おおよその値段は、産まれたばかりの切手サイズで4000円前後~6000円前後

私が確認した中の一番の安値では、1980円なんて時もありました…w

 

それ以上はサイズが上がるにつれ値段も徐々に上がっていきますが、産卵可能なアダルトサイズでも2万円前後です。

雌の方が大きくなりますので、値段も高い傾向にあります。

 

TVなどで紹介された時と流通の多い時期が重なると、一時的にやや値上がりする傾向にあります…

オークションや店舗のHPなどで価格を比較してから購入しましょう。

 

また、通販できると言っても、死亡到着保証のない人から買うのは危険です。

若干高い位なら、キチンと死亡到着保証のある専門店を利用した通販が無難です。

 

ピパに限らず、カエルはヘビやトカゲと比べ死亡到着率が高く、適切な方法で発送しても、なにかしらのトラブルで簡単に死ぬ事も多いです。

ピパピパの病気や病院、寿命について

ピパピパの病気や病院、寿命について

 

一応カエルがかかる病気はなんでもかかる可能性があります。

特に危ないのが水質の悪化による細菌感染です。

 

ピパピパの餌食いが落ちたり、頻繁に脱皮を繰り返すようなら、なにかしらのサインになります。

特に脱皮を頻繁に繰り返す時には深刻な事態に陥っている事も少なくありません。

 

基本的に脱皮した皮は食べてしまうので、ケース内には残っていても破片が少しぐらいなのですが、病気になると何時まで経っても体に皮がまとわりついていたり、ケース内に異様に落ちてたりします。

 

現在家に居るピパは雌雄1匹ずつのみの1ペアですが、雌の背中が大規模なムコール症を引き起こし完治の兆しがありません。

 

いくつものブヨブヨした腫瘍を形成しており、まるで産卵したかのように腫瘍でボコボコになっております…

一部が治っても他で再発する為に延々ループです…

 

ムコール症自体が再発率の高い病なのに、背中全域が汚染されたとなると、完治は絶望的ですね…

 

※重度の潰瘍や腫瘍を形成しているのに即死しない&餌食いも落ちない事から、普通の細菌感染とは別物と判断して、便宜上ムコール症としていますが、病院で診察したワケではなく、手元の資料から判断した素人の診断なので、別の病かもしれません…

 

体のどこかがこれにかかると、脱皮の頻度が異様に高くなりますので、水棲のカエルでなければ、脱皮不全から徐々に餌食いが落ちる→免疫力も落ちて他の感染症を引き起こし、ジ・エンドとなる事は多いです。

 

(ツノガエルなどが同じ症状を起こした時と比べ、水棲のカエルなので、脱皮した皮が体から自然に水中へと剥がれるので、事なきを得ている印象です…こちらもあくまで個人のイメージなのでアテになりませんが…)

 

今のところ、このムコール症?以外の症状は家ではピパ相手に確認できておりませんが、カエルの飼育で一番多い死因は、細菌感染消化不良です。

ピパもカエルである以上、この2点には十分な注意が必要です。

お医者さんはどこ?動物病院で良いの?

カエルも爬虫類と同じく、動物病院で診察を受ける事になりますが、爬虫類以上に診察ができる病院が少ないです。

幸いピパは水棲のカエルなので、細菌感染などの初期症状であれば市販の魚の治療薬で治す事も可能です。

 

ですが、使う物は魚の治療薬です。

用法容量は商品に書かれている物がアテにならず、効能も魚と同じとは限らないし、飼い主の経験や感覚に頼る物になってしまうので、大変危険です。

 

周りに診察可能な病院はないし、かといって放置すれば確実に死ぬ…そんな追いつめられた時の苦肉の策となりますので、魚の治療薬を使う時には、最悪それがトドメにもなる事を覚悟しましょう。

仮に運良く病院を見つける事ができても、カエルは病気になったら助からない事がほとんどです。

旅行の際は預ける?家にほっとく?何泊までなら大丈夫?注意点

ピパを飼うに当たって、そうした心配はあまりしなくても大丈夫です。

プラケースの飼育であれば、旅行に行く2週間前には餌やりを止めて、必ずウンコをさせて水替えを済ませて置きましょう。

 

トラブルが起こるとすれば、ウンコによる汚染で自家中毒を起こす事ぐらいです。

絶食は1か月ぐらいであれば余裕で耐えられます。

 

特に誰かに預けたりする必要もありませんし、大型のろ過装置がある水槽で飼っているのであれば、ある程度のろ過があるのでウンコの心配もありません。

 

ウンコを済ませた個体であれば、1週間程度は放置しても大丈夫でしょうが、尿は出しますし、なるべく早く帰った方が良い事に変わりはありません。

ピパピパの寿命

さて、この記事の作成に当たりピパピパの寿命を色々調べてみたのですが…

明確な記述は見つかりませんでした…。

 

明確な最大寿命は不明ですが、プラケースにカルキすら抜いていない水道水をぶち込んでいるだけの我が家でも、
今現在で12年以上生きていますので、それ以上なのは確かです。

 

とは言え、一般的には5~6年程度で死なせてしまう飼い主が多い様です。

※これも明確なソースがあるわけではないので、あくまで私の周りで聞いた話の体感ですが…

まとめ

まとめ

 

ピパピパについての紹介はこんな所でしょうか?

繁殖時の雌は本当に気持ち悪いので、ブツブツ恐怖症の方やキモイ生物NGの人には自家繁殖はお勧めできません。

 

ただ、繁殖さえしなければ、変わった顔したカエルでしかありません。

熱帯魚感覚で飼えるので、カエルとしての飼育難易度も、最も簡単な部類です。

 

妖怪顔した人相から地味に人気もありますので、興味が湧いたのでしたら、是非とも飼育に挑戦してみてください。

次回はそんなピパピパの飼育方法や繁殖方法について書いてみようと思います。

 

ピパピパ(コモリガエル)の飼育と繁殖方法!我が家の産卵例と子ガエルの管理!

 

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