ツノガエルの種類や特徴を紹介!レアなモルフ(品種)から人気まで!【動画アリ】

カエル

ツノガエル。漢字で書くと角蛙となるこのカエルを、知らない人が聞くと大変驚きます。

えっ!カエルに角なんてあるの!?と。。。

 

残念ながらカエルに角はありません。

瞼の上の皮膚が角の様に尖っているので、そう呼ばれているだけです。

 

 

大食漢で、口に入る物ならなんでも食べるので、パックマンフロッグなどと呼ばれる事もあります。

盛んに養殖されており、かつ1匹として同じ模様の個体は居ない事から、複数飼育してコレクションしているマニアも多くて人気の生き物です。

 

今回は、この、ホームセンターの片隅でさえ売っているツノガエルの、代表的なベルツノガエルクランウェルツノガエル、および専門店でも時期を逃すと手に入らない、ちょっとレアなモルフ(種類)まで色々と解説してみたいと思います。

 

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ツノガエルの種類!国内に入って来たのは大きくわけて6種類

現在、日本国内で流通したことがあるツノガエルは、原種のみに絞って言うと6種類おります。

  • ベルツノガエル
  • クランウェルツノガエル
  • アマゾンツノガエル
  • カーティンガーツノガエル
  • ブラジルツノガエル
  • コロンビアツノガエル

の6種類となります。

それでは各ツノガエルについて、解説してみようと思います。

ツノガエルの代表といえばコレ!ベルツノガエル


2000円前後~4000円前後
で売られている事の多い、ツノガエルの中でも最も知名度の高いカエルです。

ホームセンターや総合ペットショップに並んでいる事もある、かなり人工繁殖の方法が確立している種類です。

 

 

赤、黄、緑、黒など、多彩な色合いを持つ種で、他のツノガエルよりコレクション性も高いです。

基本的に緑を地色に他の色が散りばめられるカエルですが、100匹に1匹くらいの割合で、全身真っ赤になる赤ベルと呼ばれる色合いの個体が産まれ、マニアから珍重されてます。

 

他のツノガエルよりも横幅があるので、大きくなった時の迫力もあります。

クランウェル同様にかなりの流通量を誇るカエルですが、なぜかこちらは品種の改良がまったく進んでおらず、定番のアルビノでさえ定着しておらず、商業ラインにはほとんど乗りません。

 

ベルはツノガエルの代表と呼べるぐらいの知名度を誇るツノガエルですが、その割に由来となった角部分は短く、固体によってはまるで目立たない…なんて物も多いです。

もう一つの有名ツノガエル!クランウェルツノガエル

ベルツノガエルと並んで養殖されているのが、クランウェルツノガエルです。

詳しくない人からはベルツノと混同されたりもします。

 

 

昔は茶色のみのカエルと思われており、また、入荷する野生で捕まえたクランウェルも全て茶色だった為、人工繁殖した緑色のクランウェルは、専門書でもベルツノとの交配の末に作り出された物と言われておりましたが、現在は野生下でも緑色を持った個体が確認されています。

 

また、交雑したツノガエル(ハイブリッド)は次世代を残す能力を持たないものが多い事と、ベルツノを混ぜた場合、その子供はほぼベルツノ寄りの見た目になると言う事から、専門のブリーダーの間では、緑色の個体も純潔だろうと言われております。

 

ただ、野生の個体と養殖された個体では明らかに骨格に差があり迫力が異なる為、これらの議論は未だに続いております。

 

青い方向にもっていくペパーミントや緑色を残したライムグリーンアルビノなど、様々な品種が作られており、現在、ツノガエルとしての流通量はベルツノ以上になって来ております。

ベルより角部分が目立ち、顔つきがやや尖り気味になるのが特徴です。

第三のツノガエル!アマゾンツノガエル

先の2種類と比べたら生産量も少なくやや高価なツノガエルですが、既に養殖技術が確立されたツノガエルです。

ベルツノやクランウェルが入門種だとしたら、こちらはやや玄人向けの気難しい種となります。

 

人工飼料に難なく餌付くベルやクランウェルと比べると、餌に対してわがままな個体が多く、また食べたとしても吐き出してしまう奴も多いです。

こちらも基本的に茶色のカエルとされていましたが、緑色の固体もおり、緑が多ければ多いほど好まれる傾向にあります。

 

目の上のツノ状突起が一番目立つ、最もツノガエルの名にふさわしい種類でもあります。

その為、ツノガエル好きなら一度は飼いたいと思わせる種なのですが、先に上げた様に餌に対する反応が悪い個体も多く、ベルやクランウェルと同じ感覚で飼うと、死なせてしまう事も少なくありません。

第四のツノガエル!カーティンガーツノガエル

全体的にがっしりした印象があるツノガエルで、こちらは茶色と緑が混じったミックス個体が多い種類となります。

ツノガエルと言えば、ベル、クランウェル、アマゾンの3種と言われて久しい時代、唐突に輸入されマニアを騒がせた風雲児でしたが、国内のブリーダーの元で細々と増やされ出した辺りで輸入が途絶えてしまい、国内での供給は非常に不安定な物となってしまいました。

 

飼育自体は容易で、クランウェルやベルより丈夫な印象を受けましたが、十分なデータを取る前に我が家でも種親が枯渇してしまい、♂が1匹残るのみとなってしまいました…

伝説の存在!ブラジルツノガエル

 

ツノガエルの中では最大になると言われているカエルで、数枚写真がある程度の情報しかなかった時代を過ごしたマニアからは、伝説のツノガエルと呼ばれております。

 

数年前にようやく日本にも輸入されだし、ブリーダーの元で少しづつ増やされだしたのですが、あまりにも当時の写真と食い違いがあるので、

  • 写真そのものが偽物だったのか
  • はたまた現在流通している物が別物なのか

で、議論されています。

 

カーティンガーを大きくした様な見た目なのでかなりの人気者ですが、流通量が少ない為、ツノガエルとしてみたら非常に高価な種類となります。

完全停止!?コロンビアツノガエル

ツノガエルの中には、小さくて丸い、コロンビアツノガエルと呼ばれる種類がおります。

 

ベル、クラン、アマゾン、そしてコロンビアが長らく日本で売られていたツノガエル達だったのですが、いつの頃からか、カーティンガーの様に輸入が途絶えてしまい、ブリーダーも繁殖に成功しなかった為、国内での流通が止まってしまった種類です。

 

その為、なにかの幸運で輸入されても、従来と比べてかなりの高額になるレア種となってしまいました。

ハイブリッドなツノガエル!それは混血児!


ベル×クランウェル
クランウェル×ベルなど、人間で言えば国際結婚をした違う種類との混血児も販売されております。

特に有名なのが、クランウェルとアマゾンで作出された、通称ファンタジーツノガエルです。

 

冒頭の動画で鶏肉ささ身を食べてた奴は、アルビノのクランウェルとフルグリーンアマゾンで、数年前に私が作出した子です。

クランウェルの性格とアマゾンの人相から、飼いやすいアマゾンとして一時期もてはやされましたが、ブリーダーはあまりハイブリッドを好みませんので、定番商品ではあるものの、居ない時には全く居ない種類です。

 

ツノガエルは異種間で配合すると、おおよそ半分は受精せず、多くの卵を無駄にしてしまう為に、費用対効果が合わない事と、ブリーダーには純潔派が多い事が敬遠される主な理由ですが、一番の問題は次の世代を残せない事です。

 

ベル×クランの通称クロスや、ベル×アマゾン、ベル×カーティンガー、カーティンガー×クランなど、色々な配合を試しましたが、次の世代を残せる個体に育ったのは、わずかに数匹でした。

 

死亡した繁殖適齢期の個体を解剖した所、1粒も卵が発達していなかった…と言うケースが様々な組み合わせで相次ぎ、運よく卵を生産できる個体に出会っても、産卵後に受精卵にならないのがデフォ、ようやく発生してもオタマになる前に死亡するのがデフォと、とにかくハイブリッドで次世代を作るのはハードルが高く、まともな生産にはなりません。

 

ファンタジーはクランウェルとアマゾンの良いトコ取りで、個体としては完成されていますので、

次世代に興味がない場合や純粋なペットとしてはかなり魅力的な存在です。

 

反面、ルツノが混ざった場合、相手が誰であろうと、ぱっと見はベルツノになります。

それこそ、ツノガエルではないバジェットフロッグとかけてもベルツノ的な子供になります。

 

純潔と見分けるのも困難なぐらい、ベルを使ったハイブリッドはベル似になりますので、特に拘りがないなら最初からベルツノを選ぶ事をお勧めします。

 

余談ですが、クランウェル×アマゾンのファンタジーだとオタマ時代の共食いはマイルドになりますが、ベルツノ×カーティンガーのオタマ時代の共食いは、目も当てられないほど酷い物となります。この組み合わせは二度とやりたくないですw

まとめ

 

ツノガエルの紹介についてはこんな所でしょうか?

 

主に安定して流通しているのは、クランウェル、ベルツノ、アマゾンの3種で、他の種類は専門店にも居ない!なんていうのばかりですが、昨今では色々な個体がオークション等でも取引されております。

 

カエルは両生類なので、対面販売は義務付けられておりませんから、もしも近場の専門店で見つからないとなったら、そういった通販を利用するのも一つの手です。

 

生き物の通販となると死亡到着が心配ですが、ブリーダー直営店などではその保証もしていますので、まずは利用してみるのも良いでしょう。

 

次回からはそれぞれの基本的な飼い方や、ポイントについて解説してみようと思います。

引き続き、お付き合いいただけましたら幸いです。

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