ウーパールーパー!生態や特徴についてざっくり解説

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ウーパールーパー

 

この生き物が日本に輸入された当初は本当に衝撃的でした!!

 

一部のマニアックな子供たちに、

変な生き物が!自宅で!飼えるかもしれないー!!

と言う夢と希望を与えたにも関わらず、

どこにも売っていないと言う絶望を与えた、業の深い存在です。

 

ウーパールーパーが気軽に飼えるようになったのは…大体20年ほど前からでしょうか?(うろ覚え)

 

今では品種の改良も進み、

専門店どころかホームセンターでも数千円程度で見かける安い生き物ですが、

 

輸入当初は仮に出会えてもウン万円もする上に、

専門店などもない事から、非常に手に入れ辛い生き物でした。

 

今回はそんな、ウーパールーパーについて解説してみようと思います。

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結局、ウーパールーパーの生態や特徴!

正確に言ってしまえば、ウーパールーパーと言う名は正式名称ではありません。

これは日本国内でのみ通用する「商品名」です。

 

正式には「アホロートル」と呼ばれています。

じゃあアホロートルが本当に正式名称なのか?と言われたら、実の所、これも微妙に違います。

 

流通しているウーパールーパーのほとんどは、本来の名前はメキシコサラマンダーです。

メキシコに分布するサンショウウオの子供なんです!(サラマンダーはサンショウウオの英名です)

 

じゃあなんでそう言わないのさ!

と突っ込みが入りそうですが、

アホロートルとは、言わばカエルで言う所のオタマジャクシ状態だからです。

 

え?でもその場合でも○○のアホロートルでよくね?とさらに反論されそうですが、

さらになんでそう呼ばれないのか?を答えると、

アホロートルとは、オタマジャクシのまま性成熟して、

繁殖まで可能となった異質な状態を指す物だからです。

日本語で書くと「幼形成熟」となります。

 

専門家が見てわかる場合のみ、これは○○のアホロートルです!と言い切れるワケです。

興味の無い人がオタマを見て、いちいち種類で区別しない感覚が分かりやすい例えでしょうか?

 

ウーパーは、本来は上陸してサンショウウオとして生きるのに、

なぜかそのままエラが引っ込まず、水中生活に依存してしまった、

地域によってボディの形態から生活形態までまるでチガウ、分かり辛い生き物なのです。

 

サンショウウオにとってのオタマ状態なので、

当然、メキシコサラマンダー以外のサンショウウオも子供の内はこの形態をしております。

 

代表的な物がメキシコサラマンダーと言うだけであって、

トラフサンショウウオ科の幼形成熟はアホロートルと呼ばれます。

 

幼形成熟のせいで昔は悲劇もあった

さて、ウーパールーパーが一躍有名になった背景は、

当時のUFO焼きそばのCMに使われたからだと言われています。

 

私自身ぼんやりした記憶しかありませんが、その当時はたしかに良くTVで見かけました。

ドラマの小道具としても良く見かけた記憶があります。

 

そうした事もあってか、日に日にウーパーを飼いたい思いは加速したのですが、

当時は爬虫類両生類はお金を出せば買えると言うものでもなく、

子供が海外の生物を飼育するのなんて、夢のまた夢でした。

 

そんなある日、母親がスーパーでウーパールーパーが売ってた!

と鼻息を荒くして購入してきてくれてました。

 

幼い私はマジで!!と驚喜して、大いにはしゃいだものですが…

当時のスーパーにそんな物が売っているはずもなく、しばらく飼ったらエラが引っ込んでしまい、

ただのサンショウウオと化してしまいました…

 

あれがなんのサンショウウオだったのかは今ではわかりませんが、

おぼろげな記憶から判断すると、カスミサンショウウオだった気がします。

 

私の生活圏内にはサンショウウオがおらず、

飼育経験もなかったので、ウーパー(と思い込んでいた)奴のエラが無くなった時は大層驚きましたが、

 

このおかげで、ウーパールーパーと言う存在がアホロートルと呼ばれるオタマ状態なのだと、

早々に夢をぶっ壊されてしまい、非常にもやもやしたものでした…。

 

当時はウーパーブームと言う事もあってか、全国でこうしたもやっとした子供が相次いだようです。

まぁ、業者は分かってやってたのだろうから、ぶっちゃけ詐欺なんですがねw

 

ウーパールーパーの特徴

全長は10センチ~25センチ程度と雌雄で大きさに差があり、珍しくオスの方が大型になる生き物です。

両生類、有尾目トラフサンショウウオ科の幼形成熟で、基本的に一生を水中で過ごします。

 

 

水棲の両生類としてみると、かなり水質の悪化や水温の上昇に耐えられる方です。

あくまで耐えられる方と言うだけであって、

多くの両生類同様に水質の汚染=即死の危険を孕んでいる事に変わりはありません。

 

動物食の生き物なので、口に入るサイズの動く物にならなんでも飛び掛かって食べるので、

飼育する際には基本的に単独飼育となります。

 

多頭飼育すると手足やエラを食いちぎられる事故が相次ぎます。

とは言え、イモリ同様に再生力の強い生き物なので、単独飼育に戻せば元通りに再生します。

 

ウーパールーパーの寿命

最大で25年以上生きた記録もあるようですが、飼育下では10年生きれば長生きと言われています。

 

爬虫類両生類は、

大人になれば餌の間隔や免疫力が子供の時と比べてガラっと変わる事が少なくありません。

元々が異質な状態のウーパーはその中でも影響を受けやすい種と言えるでしょう。

 

両生類の飼育に慣れた人からしたら、

ウーパー程楽に飼える両生類は居ないと断言できる程に楽に飼える生き物ですが、

カエルやサンショウウオ等の両生類は、それ自体が難易度の高い生き物です。

 

正確には難しいと言うより「面倒」と表現するのが的確な気がしますが…

 

ウーパーを飼おうと思ったのなら、まずは10年を超えられるかどうかが飼育者の腕にかかっております。

 

ウーパールーパーの生態① 変態する

元がオタマと同じ状態で固定されてしまった異質な状態なので、

変態させようと努力すれば飼育下でも変態できる可能性はあります

 

既に種として成り立つほどに固定されているので、

ウーパーにとっては変態する方が異質な物になりますから、

再現するのは非常に大変ですが、

 

自然下では水温が低くヨウ素の少ない環境で生活していて、

サイロキシンを生成できない為に変態しないと言われていますから、逆に言えば、

水温が高くてヨウ素があってサイロキシンを生成できればメキシコサラマンダー化ができるワケです。

 

んなこと言っても、ヨウ素とかサイロキシンとか良くわかんねーよ!と言われそうですが、

はい、私も良くわかりませんw

 

飼育下で再現できるのは、精々、

  • 平均してやや低めの水温で飼う事
  • その後、季節の変わり目で水温に変化を付ける事
  • 水深を10~20センチ程度に下げる事
  • 適正サイズ(15センチ前後)を使う事

そして、一番大事なのが

  • 変態しやすい血統を使う事

です。

 

一番大事な部分は、それ専用に養殖している個体でもなければ判別不能ですから、

基本的には一番大事な部分が再現不可能となる茨の道です。

なので、どれだけがんばっても変態しない個体は、変態しません。

 

また、変態したところでサンショウウオ化してしまう為に飼育難易度が跳ね上がります。

 

面白がって変態させてしまうと面倒にしか繋がりませんから、

ウーパーはウーパーとして飼育を楽しむ事をお勧めします。

ウーパールーパーの生態② 品種様々!

完全に開拓が進み切った種類でもありませんが、

比較的飼育者数の多い生き物なので、ウーパーにも様々な品種がおります。

 

定番のアルビノからリューシブラックゴールデンマーブルなど、

色々なタイプが販売されていますが、

中でも人気なのが、黒目で真っ白ボディのリューシスティックです。

メリハリの利いた派手な色彩が日本人の心にヒットしている様です。

 

反面、赤目になってしまうアルビノは可愛げがないせいか、イマイチ人気がありませんw

 

人とは違ったウーパーが欲しい!と思ったのなら、

実の所、黒やマーブル等の地味なタイプの方が流通量が少ないので、

そっちの方がレアな品種となります。

 

 

とは言え、私も一番好きなのはリューシですw

 

人云々より自分が気に入った色彩を選んだ方が愛着も湧きやすいので、

初めての飼育となったら、琴線に触れた品種を選ぶのが一番お勧めです。

 

ウーパールーパーについてはこんな所でしょうか?

 

今では気軽に飼える生き物の一つで、

大型イベントなどでは金魚すくいならぬウーパーすくいなんてコーナーもあるほどの普通種ですが、

その特異な生活サイクルと見た目から、非常に飼育を楽しめる生き物です。

 

興味が湧いたのなら是非とも飼育に挑戦してみてください。

 

次回は具体的な飼育方法や注意点について解説してみようと思います。

 

ウーパールーパーの飼い方!飼育設備や値段、餌と寿命、病気など注意点も!

 

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