アマガエルの飼い方!餌の種類や飼育設備と掃除の仕方や注意点を紹介!

アマガエルの飼い方!飼育する際に知っておく事アマガエル

アマガエル。

日本において最も身近なこのカエルを子供の頃に飼った事がある人も多いでしょう!

 

庭先や田んぼなど、ちょっとした植物の間や物干し竿の隙間、放置された資材の間など、あらゆる所で見かける機会があります。

あまりに一般的なので、態々飼い方を調べてまで飼う人も少ないかもしれませんが、アマガエルはツリーフロッグの基本的な飼い方を学べるカエルです。

 

個別に飼育方法を調べずとも、ツリーフロッグ類の飼い方をそのまま導入すれば、まず失敗する事はない簡単なカエルですが、

今回はこの、カエル飼育の基本とも言えるアマガエルについて、可能な限り紹介したいと思います。

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アマガエルの飼い方!飼育する際に知っておく事

 

アマガエルの飼い方!飼育する際に知っておく事

 

アマガエルに関しては、そんなに難しい知識も必要ありません。

アマガエルに興味の無い人でも、体表に毒があったり、雨が降り出しそうになると鳴く。

などの生態は、日常生活の中で何とはなしに学んでいる事が多いからです。

 

しかしその反面、飼育となると、適当に飼っていつの間にか死なせてしまう人がほとんどでしょう。

ツリーフロッグ系のカエルは、コツさえ掴めば地表性のカエルよりトラブルは少ないです。

ただ、海外のカエルも含めると、癖が強い物も多いのが事実です。

 

カエルの飼育にトライしてみたい!と思ったら、まずは簡単に捕まえられるアマガエルから初めてみましょう!?

アマガエルをキチンと飼えない場合、他のカエルでもトラブルは避けられません。

アマガエルを飼育する環境は(リビングなど、具体的に想像したい)

アマガエルを飼育する環境は

 

日中、太陽の光が降り注ぎ猛烈に熱くなる様な窓辺や、エアコンの風がバリバリ当たる場所でなければ、比較的どこでも飼育可能です。

午前中は日が当たっても、午後になると日陰になる様な窓際は、風通りも良く適した環境と言えます。

とは言え、上記にあるような極端なNG箇所以外であれば、比較的、室内のどこでも飼育可能です。

アマガエルは自由に体色を変えられる?!の嘘と本当

 

アマガエルに限らず、体色が緑色のツリーフロッグは、暗色と明色を使い分けられる物が多いです。

ですが、カメレオンの様に自由に変えられるワケではありません。

 

コンクリートの上やブロックの上では灰色、草木が多い所では緑色

精々この2色しか使い分けができません。

 

モリアオガエルなども、褐色か暗い緑色、もしくは明るい緑色と言った具合です。

飼育する時は、多くの場合プラケースで飼う事になりますので、灰色などの暗色にしたい時には、
ケース内部の床材や、ケースの外にある周囲の色合いにも気を使ってみましょう。

どういうわけか、土の上や夜間は、どこに居ても緑色だったりしますので、あくまで暗色になるのは条件を整えた上での日中に限られてしまいますが…

アマガエルの飼い方!具体的な飼育設備

 

アマガエルの飼い方!具体的な飼育設備

 

究極的な話、一番小さなプラケースに水入れを入れただけの簡単な飼育方法でも飼えなくはありません。

ですが中~長期飼育を見越した飼い方となればもう少しキチンとした飼い方が求められます。

 

・中サイズ以上のプラケース

・観葉植物

・床材(ミズゴケや黒土、ヤマゴケ、スポンジシート等)

・水入れ

 

こんな所でしょうか?

本当にツリーフロッグ類を飼う時の最低限を意識したもので問題ありません。

床材を使う場合は、必ず湿らせて使用しましょう。

土であれば握って団子になるぐらい。ウールマットであれば厚さと同じか、半分程度の水位まで水を張ったり、キッチンペーパーならがっつり握って雫が少し落ちる程度に湿らせます。

 

床材によってベストな湿り具合が違いますので、慣れない内は毎日の霧吹きを欠かさない事が肝心です。

びちゃびちゃになってしまうと、餌昆虫がおぼれて死んでしまうのが問題点となりますが、床材が乾燥しきるとカエルの体に絡まってしまい、水分を取られて動けなくなり、死んでしまうので注意しましょう。

特にキッチンペーパーを使う時は注意が必要です。

 

お勧めの観葉植物は、ポトスやフィロデンドロンと言った、ハイドロカルチャーと呼ばれる植物であれば大体利用可能です。

アマガエルの飼育!清掃の仕方と日々の管理

 

 

アマガエルの飼育!清掃の仕方と日々の管理

 

カエルは乾燥や細菌感染に対して弱い生き物ですので、ある程度の自浄作用がある植物を配置したり、床材を利用して土壌の微生物による糞尿の浄化ができる環境を作った方が手抜き飼育ができます。

 

反面、これらの有機物をケース内に入れると、動いた時に体に付着した土などがケースの壁面を汚す事となります。

壁面の清掃を頻繁に行わないと、鑑賞面ではマイナスになるので、そういう意味では土やミズゴケを床材にするのはデメリットになります。

床材に有機物を使った飼育の時には、3日に1度位は水拭きで壁面を掃除しましょう。

 

反面、スポンジシートなどの人工素材を床材として用いた飼育は、観察面では綺麗な日々が続きますが、脱皮した皮のカスや老廃物で壁面の透明感が無くなる頃には、かなり汚染が進行していたりします。

 

比較的綺麗な状態が続きますので油断しがちですが、1週間に1度は壁面の掃除、ウンコが踏み荒らされ拡散などしたら即全掃除が求められます。

 

どちらの床材を用いる場合でも、ウンコを見かけたら即取り除きましょう!

放置すると細菌の餌となり、瞬く間にケース内が汚染されます。

 

土類を使用するのであれば、握って団子になるぐらいを目途に湿らせ、スポンジシートを使う時には、厚さと同じぐらいか、それより少し少ない程度まで水を張ります。

 

アマガエルの餌の種類と与え方

 

アマガエルの餌の種類と与え方

 

アマガエルの餌も、基本的には多くの爬虫類両生類に使用されている餌昆虫が、継続的に手に入るのでお勧めです。

・イエコオロギ
・フタホシコオロギ
・デュビア
・レッドローチ

 

これらの昆虫は餌昆虫としては定番中の定番なので、爬虫類専門店やネット通販でいつでも購入可能です。

とは言え、アマガエルは小さなカエルです。

これらの餌昆虫の中でも、S~Mサイズの物しか利用できません。

 

アマガエルは、口に入る大きさならなんでも食べるカエルですが、デュビアやレッチなどのゴキブリ系には飼育の初期段階では反応が悪い事も多いです。

 

初期の頃はコオロギ類で餌付けし、ピンセットでの給餌に慣れた頃からゴキ系を与えましょう!

ゴキ系はコオロギ類より栄養価が高いので、コオロギメインで与えるよりかは栄養トラブルを起こし難いです。

 

とは言え、単一の餌を与え続けるのは栄養トラブルを起こす可能性が高くなるのはアマガエルでも同じです。
必ず、飼育に馴染んだ頃からカルシム剤やビタミン剤といった、爬虫類両生類専用のサプリメントを使用しましょう。

 

ゴキ類を扱うのは怖い!と言った場合や、サプリでの栄養補給も難しい場合は、とにかく色々な虫を与える事をお勧めします。

野外に出れば、割と色々な虫が採取できますので、アマガエルが食べられそうな大きさの物をチョイスしてみましょう。

 

アマガエルは夜行性なので、電気を消した後に餌を食べる事が多いです。

もちろん、慣れれば明るい時でも問題なく食べてくれます。

 

お腹がいっぱいになった後も、獲物が居れば無理してまで食べる!と言うタイプのカエルではなく、また壁面に張り付けるので餌からの逆襲もほぼ無い為、常にケース内には餌が居る状態を保っても良いですし、毎日与える量を決めて与えても良いです。

餌の与え方

 

アマガエルは環境に馴染みやすいカエルです。

割と間を置かずにピンセットから食べてくれる子も少なくないですが、面倒であれば、ケース内に餌昆虫をばら撒くだけでOKです。

 

とは言え、導入直後であれば少し慎重に対応した方が良いのは、他のカエルと同様です。

捕まえてから1週間ほどは与えず、お腹を空かせると同時に、人間の生活空間にある程度馴染んでから給餌を開始しましょう。

 

捕まった恐怖で餌を食べる気が起きない時に餌をばら撒かれると、今度はその餌にまで恐怖を感じる様になり、以後、その虫を餌と認識しなくなってしまう事があります。

 

1週間ほど経ったら、5匹前後の虫をケース内にばら撒いてみましょう。

かなり大食漢で動き回るカエルなので、良く食べ、良く糞をします。

 

5匹程度であれば、一晩で餌を食いつくしてしまう事も少なくありません。

動き回る為か、肥満になり辛いカエルではありますが、基本的には捕まえた時の体型が最もベストな物となります。

それを基準に肥満か痩せ型かを計り、日々の餌量を加減しましょう。

 

アマガエルは壁面を登れる樹上性のカエルなので、餌に反撃されない場所まで逃げる事もできますから、
中くらいのケースであれば、常時5匹前後の昆虫を入れて置くスタンスでも問題ない事がほとんどです。

 

餌の方も植物や床材に隠れてやり過ごしますので、減ったら補充するぐらいの緩い給餌感覚でも大丈夫です。

 

その他アマガエルの飼育についての設備や方法!

 

その他アマガエルの飼育についての設備や方法!

 

多頭飼育の方法!?

 

基本的には1ケースに1匹が爬虫類両生類を飼う時のデフォですが、アマガエルはアダルトサイズになっても精々5センチ程度の小型種です。

元々、近い間合いで生活している事もあるので、大き目のプラケースを使えば数匹同時に飼う事は可能です。

 

注意点としては、雌雄を同じケースに入れない事です。

アマガエルも隙さえあれば雌に抱き着こうとするカエルなので、雌に多大なストレスを与える結果になってしまいます。

 

12月になっても冬眠せず抱き着こうとするオスは多いので、必ず雌雄を分けて飼いましょう!

見分け方のコツは、あきらかに♀の方が大きいです。

 

オスは大型になっても4センチ以下である事がほとんどです。

また、鳴き方でも判別可能です。

 

霧吹きした後や気圧の変化で鳴く物は全て♂で、メスは捕まえた時に「ぐぇ!」と鳴く事はあっても、大声で「ぐわっぐわっぐわっ」と鳴く事はありません。

反面♂同士の争いはマイルドです。

 

鳴き声で張り合うことはあれど、カジカガエルの様に縄張りを主張して他者を排除しようとする傾向はあまりありません…

多数を一度に飼う場合は、必ず性別を統一して飼育しましょう!

多頭飼育の注意点!?

 

一度に多くの個体を同じケースに入れると、その分飼育の手間暇がかかる事になります。
特に厄介なのが、掃除です。

 

瞬く間にウンコが増え、またこれらが踏み荒らされる事も多くなり、非常に汚染スピードが速いです。

 

水場で糞をする事も多いので、水で拡散されたウンコが、カエルの体に付着してケース内のアチコチに拡散する事件が多発します。

 

直ぐさま病気で死ぬような物ではありませんが、これを許すと次々に甘えが生じ、「この程度なら大丈夫…」と言う下方修正が相次ぎ、
最後には病気に繋がるデッドラインを超えがちです…。

 

飼育の初心者は元より、人間心理に紐づけられた事案なので玄人でも十分あり得る事です。
ウンコが拡散したら、必ず完全掃除!? ぐらいの認識でツリーフロッグは飼育しましょう!?

鳴かせる時のコツ

 

♂を飼っている事が最低条件ですが、雨が降らずとも霧吹きで湿度を上げてやれば鳴きだす事は多いです。

 

そうは言っても、頻繁にやっていると馴染んでしまい、鳴かなくなってしまうのですが、霧吹きは朝夕の湿度維持でも必要な管理ですので、鳴かせたくない時にもした方が良い物だったりします…

 

餌食いの低下が見られた時にも霧吹きは有効ですし、ハイドロカルチャーは湿度の高い環境を好む植物なので、
観葉植物の維持にも水分が必要と、アマガエルを飼っていると自然と鳴きだす可能性は高いです…

 

馴染み深い鳴き声とは言え、室内でやられるとかなり五月蠅いので、鳴かせたくない時の方が多いかもしれません…

夜間などに大合唱が始まる事も少なくないので、どうしても我慢できない!と言うのであれば、最初から♀を飼う事をお勧めします。

照明についての注意!?

 

観葉植物と同時に飼うとなれば、室内灯以外にも植物の育成に適した専用の物を使う事もありますが、アルビノを飼っている時には注意が必要です。

 

昨今ではネットオークションでアルビノを見かける事も多いので、アマガエル飼育のきっかけはアルビノだった!
なんて人も多いですが、UV付きのライトでは紫外線から身を守る黒い色素の無いアルビノには毒となってしまう事も多いです。

 

ハイドロカルチャーは室内灯のみでも十分育つ植物なので、無理してライトアップせす、そのまま室内灯のみで飼う事をお勧めします。

 

どうしても見栄え良くライトアップしたい場合は、熱帯魚用のUV無しランプを使いましょう!

アルビノ以外の色違いやノーマルは、特に気にせずUV付きを使っても、デメリットになる事はありません。

病気かな?調子悪い?の判断の仕方

病気かな?調子悪い?の判断の仕方

全く同じ場所から延々動かず、目も空けない…

ツリーフロッグに属するカエルが調子を崩すと、大体この状態が延々と続く事になります。

 

既に末期であることも少なくありません…

普段から日中などは、葉っぱの間やケースの壁面で動かない事から、なかなか判断が難しいのですが、
夜中など、霧吹きをしているのに餌を食べないなどの状況であれば、なにかしらのトラブルが起きていると思って良いでしょう。

お医者さんはどこ?動物病院で良いの?

基本的には、カエルを診察できる動物病院を頼る事となりますが、体も小さいので、トラブルが起こった時にはまず助かりません。

また、アマガエルを病院へ連れて行こうと思う人は少ないと思いますので、主治医が飼い主になることも少なくありません…

病気になったらまず助からない事を頭に入れて、そうならない様に日々の観察や飼育を続けるのが大事です。

旅行に行く際は預ける?家にほっとく?←何泊までなら大丈夫?注意点

基本的には1週間ぐらい餌を抜いても平気ですが、割と痩せて来るスピードも速いカエルなので、できれば3日程度を目途に帰って来た方が良いでしょう。

 

清掃も中サイズのプラケに1匹だけ飼っているのであれば、1週間程度の汚れには耐えられると思います。

誰かしら様子を見てくれる人が居れば安心ですが、水切れなどのなにかしらのトラブルがなければ、1週間程度の放置であれば可能です。

長期間留守にするようなら、出かける前には大き目の水入れを入れて置きましょう。

 

アマガエルの飼育についてはこんな所でしょうか。。。

もっとも身近で安易に入手できるカエルですが、手を抜きすぎるとカエルは死にやすい生き物です。

 

お金を使って入手した生き物は、対価を払っている分扱いも丁寧になりがちですが、反面、安価な生き物ほど雑に扱われがちなのはこの業界では良くある話です。

 

生き物を安売りするな!と言うマニア達の声は、こうした人達の行いを間近で見る機会が多いから来る発言だったりします。

この理屈で考えた場合、捕まえる苦労もなく、また庭先で簡単に手に入るアマガエルは、酷い末路を辿る生き物の筆頭だったりします。

 

飽きてしまったり、また、長く飼うつもりがない時には、状態が崩れる前に放してやりましょう。

カエルは少し気を抜いただけでも簡単に死んでしまいます。そして、1度状態が崩れるとほぼ助かりません。

 

簡単に入手できるアマガエルですが、飼育を始めるのであれば、それなりに面倒な生き物である事を覚悟して始めましょう。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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